[2]子供の便秘・『赤ちゃんの便秘はよくあることだから』
1歳2ヶ月の息子が冷や汗をかきながら、顔を真っ赤にして踏ん張り、それでも便が出なくて泣き叫び、あきらかにおかしいと思い小児科を受診することにしました。この時には30分〜1時間泣き続けることもありました。泣き疲れて気を失うように寝て、目が覚めるとまたお腹が痛くて泣くんです。可哀想で可哀想で、変わってあげたいけど変わってあげられない。いつもなら何で泣いてるか分かったら対処してあげられるけど、何もできない。捕まってくる息子を支えることしかできなくて、一緒に大泣きしました。
小児科では、息子の便の写真も数枚見せて、触診してもらったり、先生の質問に答えたところ、やはり便秘であると言われました。酸化マグネシウムという便秘では一般的な薬を処方してもらえることになり、先生からは
『この時期、赤ちゃんの便秘はよくあることだから。薬は1日朝晩2回を2週間分出すけど、効き具合は個人差があるから強すぎたら1日1回にする、2日に1回にするなど減らすなど調整してみて』
と言われ、帰宅しました。
先生の『赤ちゃんの便秘はよくある』と言われ、薬も出してもらい、安心していました。この時、もっと疑問を持てば良かったと後悔しています。
だって便が出なくて1時間も泣き叫ぶなんて、どう考えても異常です。
ネットで調べても、赤ちゃんの便秘はよくあると書いてあって鵜呑みにしていたところもありました。便秘について本当に無知でした。息子に謝りたいです。
また、私自身の体質が便秘か下痢かと言われると、下痢よりの体質で、覚えている限りでは便秘になった記憶がありませんでした。このことがまた息子を苦しめます。ちなみに、夫の体質は便秘で、息子と同じく酸化マグネシウムが手放せません…。やはり体質って遺伝するのでしょうか。