0416
長い長い昼寝をした。夢の中の私はずっとずっと苦しくて泣くのを我慢していた。そこにある愛情に耐えられなかった。逃げ出したかった。ごめんなさい。ごめんなさい。大好きなのに今はどうしようもなく会いたくない。
夜ご飯を食べたら散歩に行こうと思う。元気があれば。なかったらまた部屋で天井を見つめる。壁を見つめる。
お守りがほしい。これさえ持っていれば私は大丈夫だと思えるようなお守りが。それはきっと手のひらに収まって握りしめることができる。握って、祈って、私を大丈夫にしてくれる。ばらばらになった心を繋ぎとめてくれる。多分。