夏の終わりに⑥
注意)以下、淫猥18禁表現があります
彼女が手にしていたペットボトルを奪い取り、僕に覆いかぶさるようにしていた彼女を押し倒した、形勢逆転。左手で首元を抑えつけて彼女を動けないようにした。抑えつけられた彼女は不安そうな目をしてこちらを見ている。
「ハ ナ シ テ !」
そう訴えているように見えた。しかし、そんな視線を僕は無視して自分の舌を出して彼女に同じ仕草をするよう合図した。言われるがままに彼女は舌を出し、右手で彼女の舌をめがけてペットボトルの水を注いだ。最初は糸を引くようにそっと注ぎ、次第に水の量が増えると口から水があふれた。飲み込むことが出来なかった水は顔を覆い、一部は鼻の穴にも入り水でむせてしまう。不安そうにしていた彼女の目にはうっすらと涙が浮かび、その涙を愛おしそうに僕は舐めた。
ペットボトルの水でびしょびしょになってしまった彼女の顔。ゆっくりと僕の舌で舐めた。頬を舐め、耳を舐め、髪の毛の地肌をゆっくりと丁寧に舐めた。彼女の汗の塩気と何とも言えない淫靡な香りに、僕は夢中になって舐め続けるしかなかった。眉毛も、瞼も、そして鼻先から鼻の穴、首筋からうなじ、そして抑えつけていた自分の手のキワまで舐めまわした。彼女が声を出すのをこらえているのは喉元を押さえている手の感覚から伝わってきた。もし彼女が声を出したとしても、きゅっと首元を絞めれば抵抗できなくなるのはわかっていた。そんな彼女が声を出すのを我慢しながら耐えているのをしりながら胸の周りを舐め始める。乳輪にあるバッテンの形をした二プレスを前歯で甘噛みする。ゆっくりとめくるように二プレスを引きはがすとぺちゃんこになった乳首が現れた。まだやる気のない乳首にキスをすると気のせいか胸が揺れる。彼女はあまり胸は感じないというが、やさしく乳首を舌先でなぞるとくねらせるようにして体が動いた。左手で押さえている首元からは血液の流れるドクンドクンという音が伝わる。乳首からゆっくりと唇を離すと、これでもかといわんばかりに乳首がそそり立つ。その乳首の先端だけをゆっくりと舌先で舐めまわす。彼女の顔を見上げると苦しさの中で必死にもがいているようだった。いつもだったらもうとっくに絶叫している頃。彼女は声を出すことで一層燃え上がる、しかし今は声が出せない。声をだしたら数ミクロン先の別世界に知れ渡ってしまう。間違ってもそんな事件がおこってしまってはいけない。そんな事件が起こる前に僕は体勢を変えて彼女の唇に僕の欲望の塊を押し当てた。
「んぐっ、、、」
僕が唇に押し当てるや否や、塊は彼女の唇に包まれた。強引に押し込んだというより、彼女の唇に吸い込まれたといった方が正解なのだろう。彼女の口の中で僕の欲望は舐められ転がされ、時には甘噛みされ、下半身に神経がすべて持っていかれてしまった。でも、これで僕が果てないかぎりは彼女が声を荒げることは無くなった。目の前には無毛の彼女の股間がある。本当は乳首と同じように舐めたかった。彼女の恥部を奥の奥まで舐めたかった。でもそれはしないと彼女との約束があったから、指先でそっと触れた。彼女のその敏感な部分はとても小さくいつも肉襞に埋もれている。肉襞をかき分けるように指先を沈めていくと彼女の腰がビクンと動く。指先に感じる彼女の小さく敏感な所は熱を帯びているのがわかる。指先をこすらないように振動だけを与えると、くぐもった声と共に僕の欲望が締め付けられる。指先の振動で熱が熱を呼び、その熱から愛液が溢れる。あふれる愛液は僕の指先にまとわりついて離れない。指と愛液と彼女の熱が絡まり合うと、彼女は黙っていられなくなった。
「うぐぐぐぅぅ、、、があ‘‘あ‘‘あ‘‘あ‘‘、、、」
僕の欲望を咥えながら何かを言っているけど、それが何を意味しているか僕にはよくわかった。僕の指先は震えるようにして彼女の熱に振動を与える。彼女の唇は僕の欲望を引きちぎろうとしているのではないかというほど、乱暴に強欲に押さえつけ、声にならない雄叫びと共に。。。
プシャァァァ~~~
それはすべてを冷やす冷却水のような潮吹きだった。局部から放たれた潮は僕の顔にも飛び散り、口の中には潮気を感じた。指先のぬるぬるとした愛液は吹いた潮で流され、あたりは水溜まりのようになった。僕の欲望は彼女にずっと咥えられていたけど、彼女の唇の力が抜けるとともに口からデロンとこぼれ落ちる。ようやく解放された彼女の口はパクパクと開いて空気を求めていた。