夏の終わりに⑦

注意)以下、淫猥18禁表現があります

彼女の潮で彼女の熱い部分は冷やされたけど、体の中の奥底までは冷やしてくれたわけではない。本当はここで優しく彼女を抱きしめたかった。抱きしめて深い深いキスをしたかった。舌を絡ませ合う情熱的なキスを。肩で息をしながらうるんだ目で彼女は僕を見る。その瞳に吸い込まれそうになるけどなんとか踏みとどまった。僕は心を鬼にして、汗まみれの彼女の髪の毛を乱暴に後ろから掴み、顔を僕に向かせて小さな声で言った。

「何をして欲しいんだ?」

彼女がMであること、そして自分にMっ気があることもよくわかっている。僕の願望を優先するなら、彼女に甚振って欲しいけれどそれでは彼女が満たされない。彼女の願望を優先するには、僕が努力をするしかなかった。彼女がどうして欲しいか?どうされたら喜ぶのか?Mの気持ちが心の奥底にある僕には十分すぎるくらいわかっていた。彼女の髪の毛をあらためて強く握り直すと、蚊の鳴くような声で彼女は言った。

「ほ、、しいです」

僕は彼女の耳を甘噛みする。彼女は思わず声を出しそうになる。彼女の耳元で耳たぶを舐めながら、

「もう一度、、、言ってみろ」

「欲しい、、、です」

蚊の鳴くような声は変わらなかった。それでもしっかりと彼女は欲しいという気持ちを伝えてきた。

「何が欲しいんだ?」

「、、、んぽ、、、、」

「聞こえない」

「おち、、、んぽ、、、」

「おちんぽがどうしたんだ?」

「ほ、、、しいです、、、」

「さっきまで咥えていただろう」

「んっ、、、ほしい、、、」

改めてしっかりとそして強く髪を握り直し、強い口調で言った。

「ちゃんと言いなさい!」

「おちんぽが、、、ほしいですっ!」

「じゃあ咥えてなさい」

「そうじゃなくて、、、その、、、」

「何だ?口で咥えるのじゃないのか?」

「下の、、、方に、、、」

髪の毛をつかみ直し、彼女の耳元でもう一度囁く。

「もう一度言う、自分の言葉できちんとお願いしなさい」

「おちんぽを、、、お〇〇こに入れてください」

「ちんぽをお〇〇こに入れたいのか?」

「ハイ、、、お願いします」

「入れるだけで良いのか?」

「いやっ、、、いえ、、、」

彼女が言葉に詰まる度に髪をつかみ直す。

「おちんぽを奥まで、、、

 お〇〇この奥まで、、、

 突いてください」

「よし、わかった、おちんぽをお〇〇こに入れて奥まで突いてやろう

 でも一つ約束だ

 絶対に声は出さないこと

 声を出したら契約終了だ

 声を出した瞬間に、おちんぽを引き抜いてこの場から立ち去る

 いいか?わかったか?」

気がつけば彼女は涙を流しながら何度も何度も頷いた。

マットの上に横たわった彼女は股を開き、はやく入れてと言わんばかりの目をしている。ゆっくりと僕の欲望を彼女の股間にあてると、再び熱くなっていた。先端をなぞるように彼女に当てていると、腰を動かしてくる。早く入れてと言わんばかりの腰の動きは、なんともなまめかしい。彼女の足を持ち上げ突き立てる。ゆっくりと僕の欲望が入っていく姿に興奮せずにはいられない。彼女は声を出さないという約束を必死に守ろうと、手で自分の口を押さえた。僕の欲望は彼女に受け止められ優しく包まれていく。時々きゅっと締まるように包まれたかと思うと、解放されたかのように力が抜け、その繰り返しになっている。ゆっくりと彼女の中を楽しむように、少しづつ押し分けて入っていくとやがて行き止まりになった。先端には何かが当たっているのがわかる。その何かをゆっくりと上下、左右に揺さぶるとその揺れと共に彼女が動いた。彼女が動くとマットの上にまみれた潮がピチャピチャと音を立てる。加えて股間からもズニュッズニュッと粘膜同士が擦れる音がする。その音は周りの喧騒に負けることなくテントの中で音を響かせた。僕が彼女の中の奥底をこするように動かすと、まるでロボットのようなぎこちない動きを見せた。それはまるで壊れかけのロボットの様。ガクガクと震えたかと思うと痙攣するように動きが止まらなくなる。下腹はビクンビクンと震えっぱなし。そして必死になって彼女の手は口に当てられ声を出すのをこらえているが、

「ぐぐぅぅぅ、、、ららめめぇぇぇ、、、、」

なんだか訳の分からないうめき声だけが聞こえる。僕の動きが激しくなるにつれ顔は真っ赤になり全身の毛穴から汗が噴き出ているんじゃないかっていうほど汗まみれになっている。彼女の足は興奮のあまりカニばさみになり僕の腰を捉えて離さない。僕はゆっくりと彼女の足先をつかみ、僕の腰から引きはがしてグイっと上に持ち上げた。その瞬間、彼女の閉じていた目が大きく開いてこっちを見た。僕は彼女の目をみつめがら、さらにその奥深くへと押し込んでいくと、彼女の口から放たれた声にならないうめき声はトーンが一段上がり、僕の腰の動きに合わせてブシュブシュと潮を吹き続けた。



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