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不登校への不安が消えるたった1つの習慣-子どもの朝学習の習慣化-
子どもが学校に行きたくないと言った時、あなたは何を思いますか?
「学校には絶対行くべき!」
「休ませてあげたいけど、なんとなくOKを出せない…」
このように思う小学生のママは多いのではないでしょうか?
子どもが言いにくそうに「休みたい」と言っている。だけどOKが出せない。。その理由はなんだと思いますか?
私たち親が、子どもの「行きたくない」にOKを出せない大きな理由は、学習の遅れと生活サイクルの乱れへの不安です。
インスタライブや個別相談でお話を伺う中でも、特にこの2点を気にする保護者の方が多いです。
勉強についていけなくなるかもしれない
生活リズムが崩れ、学校復帰がますます難しくなる
その結果、「休ませてあげたいけど、将来のためを思うと休ませられない」という気持ちが生まれるのです。
その気持ちすごくよく分かります。ですが私はある習慣を子どもが幼児の時から続けていたので、突然の行き渋りや不登校が起きた時も「休んでいいよ」と言ってあげることができました。
その習慣とは「朝学習」です。この記事では、どうやってその習慣をつくり、不安を減らしたのかを具体的にご紹介します。
■ 「朝学習」が不安を減らす理由
「朝学習」を習慣にすることで、次のような効果が期待できます。
学習の遅れを防げる
→ 算数と国語の2教科を学習しておけば低学年のうちは学校の授業についていけます。勉強に遅れないという事は子ども自身の安心感にもつながります。生活リズムが安定する
→ 朝起きる理由ができ、規則正しい生活を送りやすくなります。
これによって、子どもが学校に行きたくないと言ったときでも、「少し休みが続いても学習面や生活面は大丈夫」と安心できるので「休んでいいよ」ということができます。
■ 朝学習を習慣化する3つの方法
1. ロールモデルになる
まずは親自身がロールモデルになりましょう。子どもの前で朝から読書や仕事の準備、資格の勉強など学ぶ姿勢を見せます。
まだお子さんが小さい場合、可能であれば一緒に机に座って勉強してください。親の行動を真似るのが子ども。特に、一番上のお子さんが朝学習を始めると、下の兄弟姉妹にも自然と良い影響を与えます。
2. 目的と目標を設定する
子どもが納得できるように、朝学習の目的を説明し、目標を設定します。例えば、
漢字検定に合格する
公文の宿題は朝に終わらせる
など具体的な目標を決めて取り組みます。また、「朝学習が終わったらゲームOK」など、楽しみと結びつけるルールを作るのも効果的です。
3. 学習環境を整える
環境が整っていれば、習慣化のハードルはぐっと下がります。以下のポイントを参考にしてください。
朝日が差し込む場所に勉強机を置く
勉強道具は見やすく取り出しやすいように整理する
勉強に不要なものは視界に入れない
テレビやスマホはつけない
また、タイマーを活用するのもおすすめです。ポモドーロ・タイマー(25分集中→5分休憩)を使うと、集中力を保ちやすくなります。うちの子どもは「雨の音」のBGMを流しながら勉強すると集中できると言っています。
■ 親が変わると子どもも変わる
朝学習を始めると、勉強習慣と生活サイクルが安定します。その結果、親の不安が和らぎ、子どもの「行きたくない」に心の余裕をもって寄り添えるようになります。
「行かなくても大丈夫」と自信をもって言えることは、子どもにとっても大きな安心です。親の安心感は、子どもの心の安定につながります。
■ おわりに
子どもが学校に行きたくないと言ったとき、すぐに「いいよ」と言える親は少ないかもしれません。でも、日々の小さな習慣を変えることで、少しずつ心の余裕が生まれます。幼児期や低学年から朝学習を取り入れる事がお勧めです♩
子育てに不安を感じながらも毎日頑張るママさん、応援しています!
一緒に頑張りましょう!