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ドッグトレーナーになるまで③

初めて生き物を飼う。

父のお手製の小屋に入居したのは、♂のチャボ。
『コッコちゃん』と命名(安易すぎる!)

彼のお世話は、妹と毎日交代でするのが私達の日課になりました。
朝コッコちゃんが食べ散らかしたエサと彼の糞をほうきで掃いて、水を入れ替えて新しいエサを入れる。

寒かろうが、二度寝したいような朝だろうが、忙しかろうが、生き物と生活し始めたなら、それらの作業は必須!怠けるなんてあり得ない。
大変だったけど、きちんと日課をこなした我々。

チャボが懐いて超!可愛い♡

そうしてお世話をしていたら、チャボが懐くわけですよ。
ドッグランならぬ チャボラン状態で庭で放して遊んだり。
母にナイショで、部屋に入れて遊ばせたり。
たまに、散歩で野原に連れて行ってイナゴを空中キャッチして、カッコイイ姿を見せてくれたり。
(チャボなので、リードを着けられず。ノーリード散歩をしてました)

*****

そんな幸せな日々が数年経ったある日、コッコちゃんがお嫁さんを迎えた時から私達との関係は一変。
愛妻家となったコッコちゃんは、世話する我々を敵とみなして嫁を守って攻撃してくる有り様。
悲しかったですが仕方ないですね。
同種で幸せに暮らせるのが何よりですもの。

そんなこんなで、立派にチャボの世話をやり通した私達。
(コッコちゃんと、このタイミングでお別れしたワケじゃないですよ。
嫁と2羽で仲良く暮らす彼らの小屋を攻撃されながらでもちゃんとお世話しましたからね。あしからず)

*****

犬が好きで。犬を飼ってみたくて。一目惚れしたから犬を衝動的に飼い始める。
などで起こる・・・
『犬を飼ってみたけど、こんなに大変だとは思わなかった!』
『犬の世話って大変!』
『こんなハズじゃなかった!』などの、飼い始めてから気づく大変さ。

ではなく・・・
別の生き物ではありましたが、
『生き物の世話って大変!』
『カワイイだけじゃ生活出来ない!責任を持ってお世話しなければならない!』
を、きちんと体験させてやり遂げられるのか?を、チェックした両親。

そのチェックに合格した私には、次なる出会いが待っていたのでした。

つづく・・・

<この記事にからめてワンポイントアドバイス>

・命名はよく考えてつけましょう。

・犬の散歩について。
 公共の場ではリード(引き綱)を装着して散歩しましょう。
(この件は、いつか別にじっくり記す予定です)

・多頭飼いを安易に始めないようにしましょう(同上)

・犬を飼う前に、よ~く考えましょう(同上)

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