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〖詩〗#10


みなさま、こんにちは。
詩の投稿も、とうとう10回目になりました。
読んで下さるみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます!!

最近の私の詩は、詩なのか、ショートショートなのか、自分でも疑問に思うところはありますが…。まだまだ勉強中、発展途上の身ということで、難しく考えず、どしどし作って公開していく所存でございます。よろしくお願いします。


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『乖離』


「ゆーちゃん、ご飯よ!」
「はーい」

あれ?
わたし
返事したけど
わたしの名前って
ゆーちゃんなの?
っていうか
返事したこの子
ダレ?

「ほら、早く手伝って!」
「はーい」

よくお母さんの言うこときいてるわねこの子

昼間
学校でどんな目にあわされてるのか
この子は何にも語らない

それどころか家族の前では
ニコニコしてる

明日も
明後日も
アイツらの好き勝手に
鬱憤晴らしの相手にされるのに

まぁ
やられるのはこの子で
わたしじゃないんだけどさ

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『熱』


盛りのついた雌猫みたいに
身をよじり
大きな喘ぎ声をだす
雄猫さん、いらっしゃいな





だったら良かったのに

ピピピピピ…

39.8℃

どこでうつったかな
身体の節々が痛くて悶える
まったく
同じ悶絶するなら
色恋でしたいのよ

朦朧とした
わたしのかわいいおツムなかで
ペギー・リーが歌ってる




Never know how much I love you
Never know how much I care

「アタシがどれだけアンタを愛してるのか
アタシがどれだけ気にかけてるのか
まるっきりわかってない」



じれったいのよね
でも
これも恋してるときの
良さじゃない




…You give me fever
When you kiss me

Fever when you hold me tight…

「…アンタがアタシに熱をうつすの
キスのときに

ひどい高熱を
アンタがアタシをギュッと抱きしめたとき…」



だれからもキスされてないわよ
わたし
なんなら
ハグもされてない


あぁぁあ
恋したい
恋したい
恋したい

「ニャーゴォー」

こらチビ
雄猫欲しさに
鳴くんじゃない


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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

みなさまのスキ♡に、いつも励まされています。

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