第1章「家づくりの情報収集」 第3節「耐震等級について」
災害に強い家
家づくりについて様々な情報を調べていく中で、私たち夫婦が最も大切にしているポイントが「地震に強い家づくり」であることがわかりました。日本は地震が多い国なので、家の耐震性は非常に重要です。災害に備えて、安心して長く住むことができる家を建てることが私たちの共通の価値観となりました。
1. 工務店の長所と短所を徹底リサーチ
情報収集の段階では、いくつかの工務店をピックアップして、その長所と短所を調べました。その中で、耐震等級3級と3級程度があることを知り、驚きました。実際、YouTubeやブログ記事を通じてこの違いを知ることができました。耐震等級3級は、最も高い耐震性能を示し、消防署や病院などと同等の耐震基準を満たしていることを意味します。一方、3級程度という表記は、実際には3級の認定を受けていない場合もあり、検証や構造計算が十分に行われていないことがあるため、注意が必要です。
この違いを知ったことで、私たちはさらに慎重に工務店を選ぶ必要性を感じました。耐震等級3級と謳っていても、確実に認定を受けているかどうかや、その根拠となるデータを確認することが大切だと理解しました。
工務店のホームページやSNSの投稿、施主さんのブログなどを通じて、実際に家を建てた方々の口コミも確認しました。もちろん、どの工務店にもメリット・デメリットがあり、完璧なものはないと理解しています。しかし、信頼できる会社を見つけるためには、メリットとデメリットを冷静に比較し、どこが自分たちの希望に最も合っているのかを判断することが大切だと感じました。
2. 地震に強い家を建てるために
私たちは、耐震等級3級またはそれに準じる性能を持つ家を建てることを最優先に考えました。最新の耐震技術を採用している工務店や、耐震性能が実証された実績を持つ会社に絞り込みました。また、地震だけでなく、災害時のサポートやメンテナンスのしやすさも考慮し、長期的な視点で信頼できる工務店を探すことにしました。
3. まとめ 夫婦で共有した価値観
こうして調べていくうちに、夫婦揃って「地震に強い家づくり」を重要視していることがわかり、そこに向けてしっかりとした方向性を持つことができました。家づくりは一生に一度の大きな決断です。だからこそ、私たちにとって何が最も大切かを見極め、その軸を持ちながら家づくりを進めていくことが、後悔のない選択へと繋がると感じています。