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日記。帰ってからお腹が空いてもいいように。

出勤
ハッと気づくと夕方で、一日終わっていた。ていう、嘘のようなほんとの話。忙しく、なのにやるべきことはなにもできず、転がるように退勤。帰りに無印による。毎日無印無印無印良品。無印のリンクルクリームマスクは大優秀。ほたて貝ひもスナックを食べてみてほしい。ほたて貝ひも感が変わると思う。(なんだほたて貝ひも感って)
夜ごはんはめかぶとろろそばと鶏と平天の煮つけ。麺すすってる時がいちばんしあわせだわ、と思う、大忙しのいちにち。

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出勤
雨ふりすぎデー。職場で色々あって、色々話した日。じゃあまあやってみっか!ていうのがわたしのやり方で、そうすると心配してることなんてほとんど起こらない。心配以上のことがいつも起こる。そこをどっこい乗り越えると、見えてくるものがある、ことを他スタッフにも自分の経験として身につけてほしいのだけどねえ。まあなんとかなるだろう。あんなに降っていた雨ももう止んだんだし。日々のたのしみランチ。小さいおみかんが甘くておいしく、おいしい山食のたまごサンドがとびきりおいしかった。11月になって、憑き物が落ちたように身体と意識がすっきりとしたような。気が。しないでもない。たぶん錯覚。残業のあとのキラキラしめじちゃんごはん。

揚げ出し豆腐なり。気をよくしたわたし、海老チャーハンを作る。作ってる途中にカップ焼きそばが食べたくなり作る、自由人。母作のおでんも食べる。カップ焼きそばのお湯でスープができるやつだった。カップ焼きそば界では常識なのかな?合理的でよいね。

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出勤
昨日と一転、とても晴れた気持ちのよい日。友人から坂口恭平さんの展覧会で撮った写真を見せてもらう。すごくリラックスして和やかな表情。いいな〜。それを見たからってことでもないけれど間に合うかわからなくて迷っていた坂口さんのイベントに申し込む。当日は頑張って退勤する!今日は一年のうちでも、10本の指に入るくらい忙しい日。みんなナチュラルハイになる感じ。単純に身体と脳が疲れていて、家に帰るとモーレツにお腹が空いており、手を洗ってすぐにお鍋にお湯を沸かした。じゃがいもとにんじんを大きめにきり、ブロッコリーを小房にわける。根菜は10分、ブロッコリーは6分。作ってあったちらし寿司を温めて蒸し寿司に。おじゃこと茗荷の甘酢漬けをのっける。夜ごはんは買ってきたししゃもフライ、ごぼうのサラダ、蒸した野菜。料理ヒーリング。こういう日に、適当にごはんを済ませると、みるみる生きてるって感じがしなくなるのだ。遊びから帰ってきたしめじちゃんに写真をみせてもらう。みんな中学から知ってる子。かわいいな〜。ラブ!しめじちゃんのこと好きでいてくれてありがとう。読書は好きなのだけど、「本を読み終わる」という瞬間があまり、得意ではないかもしれない。だから、読み終えず、色んな本を少しずつ、つまみ食いのように楽しんだりする。『帰ってからお腹が空いてもいいようにと思ったのだ/高山なおみ』タイトルの一文は、高山さんのお父さまが亡くなられるまえ、お見舞いから帰る途中の新幹線でお腹が空いてもいいように、と鰻弁当と焼売を高山さんが買うシーン。ここを本のタイトルにするところに、人間の生身の体温とどうしようもない人間くささとセンスを感じる。「泣きながらごはんを食べたことがある人は、生きていけます」と同じくらい勇気をくれる言葉かもしれない。帰ってからお腹が空いてもいいように。思えばわたしもいつもこんな風に生きてるな、と思う。


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