アメリカの銀行口座を日本にいるときに開設する方法
前回は渡米後最短でアメリカのクレジットカードを作る方法をお話ししました。
今回はそれと同じくらい重要なアメリカの銀行口座の作り方についてお話しします。
こちらに関しても、通常であれば渡米後に銀行の支店に行ってその場で口座を作る、というのが一般的かと思います。しかしながら、往々にして渡米前にアメリカの銀行口座が必要になる場面に遭遇します。
私の場合は住居の契約をする時にアメリカの銀行口座が必要でした。住居に関しては大家さんが個人なのか、法人(アパートの管理会社等)なのかによっても違います。私の友人は、アパート契約時にアメリカの銀行口座がないと大家さんにいったら、作るまでは小切手でいいよと言ってくれた、といっていました。しかし大家さんによっては対応してくれない場合もあるでしょうし、私が契約したアパートについても銀行口座が必須でした。
渡米前にわざわざ一度アメリカにってそこで銀行口座を開設するなんて大変ですよね?
そこで、日本にいながらにしてアメリカの銀行口座を開設する方法をご紹介したいと思います。
開設することのできる銀行口座はU.S. bankの口座になります。アメリカではU.S. bankとBank of Americaという2つのいわゆるメガバンが大きなシェアを占めています。U.S. bankは西海岸に多く、Bank of Americaは東海岸に多いといった地域性があります。私はボストンに住んでいるので東海岸です。こちらではU.S. bankの支店は見たことがありませんが、支店に行く必要は今のところなく全く問題なく生活できています。
日本にいながらにしてU.S. bankの口座を作る方法を説明します。
まず前提として三菱UFJ銀行の口座を持っていることが条件となります。それさえ持っていればあとは下記のホームページの説明に従って書類を郵送すればU.S. bankに取り次いでもらえます。
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/us/index.html
ポイントになるのはすでにビザを取得しているか、取得のためのDS-160オンライン申請番号を取得していることが口座開設の条件になります。DS-160オンライン申請番号とはこちらでいうApplication IDのことです。
口座発行の際にこちらを求められますので必ずビザもしくはDS-160のApplication IDが手元にある状態で行ってください。
そうするとU.S. bankから連絡が来て、私はonline interview(パスポートを見せるだけ)を経て口座が開設されました。(妻はonline interviewをせずに開設できていました。こちらについてもアメリカらしさ全開で、担当者によっていうことが違う、ということが起きています。)
渡米後に銀行口座を作っている友人もいましたが、日本で作っておくと色々と便利かと思うので、もしよければこの方法を試してみてください。