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アメリカの住居事情〜場所、間取り、設備、ライフライン編〜

今回はアメリカ住居事情の後編、場所・間取り・設備などについて書きたいと思います。

<場所>
私はボストンに行ったことがなかったので全く土地勘がなく、友人やエイブルさんに情報を聞きまくりました。車を購入するかしないかでだいぶかわってきます。私はとりあえず車なしで生活しようと思ったので、①割と都心で明るい街であること②駅の近くであること③スーパーが徒歩圏内であること④職場に徒歩か自転車でいけること、以上の4つを重視しました。ボストンは地下鉄が栄えているので、駅の近くに住めば移動は東京と同じ感じで行けると思います。が、郊外や他の州に遊びに行こうとすると電車が通っていないことも多いので車は必須だと思います。車を買うなら駅の近くでなくてもいいでしょう。

あとは市によって子供の教育環境も異なります。ボストンは日本でいう保育園のようなものの費用がとても高いのです。週5で朝から夕方まで通わせると月に2-3000ドルかかるところも…私の家の目の前にある保育園は、1歳児で月3500ドルと言われました。。。一方、市によっては公立であれば〇〇歳以上では無料になったりするところもあるようなので、そのあたりを重視する人もいるでしょう。

<部屋の間取り>
私は妻と子供2人の4人で渡米しましたが、マサチューセッツ州は子供が2人いる場合は2 bed room以上の広さがないと原則契約ができないそうです(州ごとに条例があるという噂)。しかし実際には大家さん次第のようで、交渉次第では4人家族でも1 bed roomで契約できることもあります。私が狙っていたアパートは2 bed roomでは5000ドル以上もしてしまうので1 bed roomで契約できないか相談をし、了承されました。

<設備>
こちらのアパートは日本と違い築100年くらいの古い住居をリノベーションしながら長く使っていく、というスタイルが多いようです。古いアパートだと、エレベーターなし、洗濯機なし、みたいなところも多いです。私は小さい子供がいたのでベビーカーが必須です。ですので、アパートに入るのに階段がないこと、エレベーターがあること、部屋の中に洗濯機があること、を必須条件に探しました。洗濯機乾燥機が共用で地下一階にあるようなアパートが多いですが、洗濯をするのに毎回3往復するのは嫌ですよね。。。私は部屋の中に洗濯機乾燥機があって本当に良かったと思っています。

一方、日本と違い、アメリカのいい点もいくつかあります。例えば家電の設備が整っている点が挙げられます。大抵の住居には、食洗機や冷蔵庫、電子レンジ、オーブンなどが備え付けられており、自分で渡米後に購入する必要がありません。先ほど述べた洗濯機乾燥機問題も、揃っているアパートでは元々備え付けられていますので購入する必要がありません(逆に、日本みたいに引っ越したのちに洗濯機を購入して部屋の中に置くことはできないと思います)。

家具は揃えなければいけませんが、大きな家電は買う必要がない点は大変助かりました。

あとは、日本よりもアパートのコンシェルジュというのが一般的な気がします。日本では高級マンションでないとコンシェルジュがいないイメージがありましたが、ボストンにはもう少し一般的のようです。私は船便で送った段ボールが自分が渡米するよりも早くついてしまったのですが、コンシェルジュに相談をして事前に部屋の中に全て搬入してもらうことができました。Amazonなどで物を発注した際もコンシェルジュは有用です。コンシェルジュがいないと荷物がドアの前に放り投げられている光景をよく目にしますが、コンシェルジュがいると受け取っておいてくれますし、何かと便利だと思います。

<ライフライン>
私のアパートは水道はすでについており、オール電化のためガスはありませんでした。電気のみ自分で入居日までに電気会社に登録して契約する必要がありました。私は電気はEversourseという会社だったのですが、この登録はアメリカのネット回線を使わないとアクセスできませんでした。日本にいながらにして契約することができないということです。アパートの管理会社からは入居日までに契約して契約番号を知らせるように言われていましたので、どうしようか悩みました。結局アメリカにいる友人にやってもらいましたが、知り合いがいない場合はエイブルさんに頼む(もちろん有料です)か、あとはVPNを使ってアクセスをするか、でしょうか(VPNでうまくいくかは分かりません)。

以上になります。
私は本当に、洗濯機がある部屋をお勧めします!(比較的新しい物件でないとないので、その分家賃は高くなる傾向にありますが)。
ではまた!

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