12-3 能登半島地震 ボランティア報告 能登町、穴水町、七尾市 令和6年6月29日
昨日は志賀町でボランティア活動ののち、奥能登ベースキャンプに宿泊。
本日は経済を回しながら海岸沿いを九十九湾までドライブし、それから引き返して能登半島を南下し帰宅する計画を立てました。
再開しているお店や観光地を訪ねる旅です。
海は美しく波は煌めいています。
素敵な穴水マリーナを通過。青い海にモーターボートなどが停泊。ドックにも船があります。
宇出津は来週キリコ祭りの先陣を切るあばれ祭りがあるはずです。象徴たる鳥居の再建を協力しようとクラウドファンドに一口募金しました。HPではポスターもでき、観光客無しで実施するような告知がありました。
宇出津のお祭りの予定地は工事が盛んに行われて整備の真っ最中でした。規模縮小でも実施されれば能登全体を勇気づけるのでは。
前に進もうとしている被災地や被災した人を応援できないか。そんな事を思いました。
千畳敷のポケットパークでトイレ休憩。排水が弱いのか吸盤でキュッポンするように促す掲示。上水は流れていても下水のパイプに問題があるのでしょうか。地盤が隆起して排水のパイプが破損したりで流れにくいとか‥。
一応問題なく流れましたが念のためキュッポンしておく。
由緒ありそうな立派なお寺の前を通るとたぶん鐘楼だったであろう建造物が潰れていました。ポケットパークで観光の見どころとして紹介されていた正覚寺でした。
縄文文化の好きな私は真脇遺跡縄文館にも立ち寄りました。
4月までは閉館していたが5月から開館を開始したそうです。
全て本物の出土品を展示しているそうですが、昨年の地震をきっかけに展示品にワイヤーで支えをつけため、ほとんど被害は無かったとのこと。
お気に入りは鳥さん土器。
縄文人の家の中は囲炉裏や毛皮の敷物があり、囲炉裏も薪がくべられ火がついていました。
夕焼けとか満天の星を背景に撮影したら絶好のフォトジェニックな場所になるのでは。
イカの駅つくモールにたどり着き、イカキングにとうとう出会えました。
カメラのスタンドがないためイカキングの足の上に乗せてタイマーで何度か自撮り。何枚目かでカメラを落としてしまい、ズームのレンズの繰り出しの動きが悪くなってしまう。(汗)
ここから反転して富山に向かいます。イカキングと戯れ過ぎてゆっくり九十九湾を見るのを忘れた。(汗)
いいや、また来る。
マルガージェラートの他のフレーバーが食べたくて帰りにまた寄る。
今日のフレーバーはプレミアムミルクとブルーベリー。
ボラまちやぐらや牡蠣棚を眺めながらどんどん南下。
さて、昼食は中年ライダー御用達の能登島にある食堂みずへ。被災したけれど近くの千寿荘という宿屋に間借りして営業しているという噂。
とりあえずお食事処みずで検索すると案内が出るので能登島大橋を渡り向かう。到着したけれどその場所には何もない。その隣に千寿荘があり、確かにみずののぼりがはためいている。
中に入ると地元の女性が受付。
定食を注文するとメイン1皿、ご飯、味噌汁がつき、他に3つ好きな小鉢が選べる。メインも色々選べて750円。サービス定食だと700円で安い!サービス定食はメインが固定されていて今日はアラの煮付け。
煮魚はガンドブリ(ブリの若いもの。ガンドは富山での呼び名。石川ではどう言うのか聞き忘れた)小鉢は漁師町の家庭料理風で選ぶのに悩んでいると、「追加一鉢70円だよ。デザートもあるよ」と教えてもらう。デザートはココナッツミルクの杏仁豆腐。これは中年ライダーが勧めるのも納得!海沿いをツーリングして景色を堪能し、漁師料理に舌鼓を打ち、温泉に入ったらそりぁあ最高ではないか。
食後島を半周するがのとじま水族館もガラス美術館まだ開館の表示も予定も掲示はなし。水族館は復旧した建物から避難中の動物達を帰還させ、夏休み公開を目指すような記事を見た記憶があるが、まだまだなのか。
仮設住宅はあちこちで見かける。ニュースでは7割ほどできたということだが、希望する人の7割ということだろうか。みなし仮設や車中泊の人は数に入っているのだろうか?
能越道で帰り高岡北ICで降りる。富山の自宅まであともう一息。
これで今回の報告を終えます。