地頭力ってどう鍛えるの?おすすめのノート術もご紹介!
皆さま、ご機嫌よう。
今回は、柏野尊徳さんの書かれた『スタンフォード式超ノート術』という本をご紹介していきます。
地頭力を鍛えて何かを成し遂げられる人間になるのには、3つのポイントを押さえれば良いんです!
地頭がいい人になりたい
地頭が良かったらな・・・なんて考えることありますよね。
知識の及ばない問題にぶち当たった時なんか、自分の要領の悪さにうんざりすること、結構あります。
検索すれどもすれども解決しない問題があると、一人打ちひしがれるあの悲しさったら。
自分の場合は、プログラミングの勉強している時によくありましたね。
学生時代も手を出さずに完全に未経験だったので、最初の難解さたるやもう笑うしかなかったです。
そんな話は置いておきましょう。
今回は、地頭力とはそもそもなんぞやを教えてくれるスタンフォード式超ノート術という本をご紹介します。
地頭力っていうけど、そもそもそれって何なの?
育てることができるものなの?
という方必見です。
発想力を鍛える
地頭力最初の一つは、発想力です。
発想はインスピレーションの源であり、豊かな発想力が磨かれることで豊かなアイデアを生み出すことができるようになります。
制約に縛られない着想というやつですね。
そもそも大人になればなるほど、これが正しいという『常識』を自分の中に作り出し、その常識から出ることを拒むようになります。
これまで積み上げてきたものを守るようになるのです。
それ自体は悪いことではないのですが、
これに縛られすぎると自分が考えていることは正しいと疑わなくなり、それがアイデアの可能性を狭めることに繋がってしまいます。
斬新なアイデアは一見違ったジャンルの要素同士の組み合わせでできたりするものですから、なかなかそれに気づけなくなるのです。
子供の頃は、誰しも発想が豊かでした。
ヒーローごっこやおままごとなど、常に発想力を使いながら遊んでいるのが子供です。
対して、大人は正解ばかりを探してしまう。
これが最適解というものを探して、業務や生活の効率化を図ろうとします。
ただ、それも悪いことではないのです。
かつて子供だった大人なら、効率とアソビの両方を知っている。
なら、その両方を活かすことだってできるんです。
論理的思考力を鍛える
柔軟に鍛えた発想力は、論理的思考力を鍛えるのに役立ちます。
発想の大抵は不可能に思える突飛なことだからです。
『空を自由に飛びたいな』
タケコプターは残念ながらまだないので、
代わりに人類は飛行機を発明しました。
鉄の塊が、今日も空を自由に飛んでますよね。
それも、子供のような夢物語を大人たちがなんとか実現しようとした功績です。
実現には、論理的思考力が不可欠です。
現実を見据えた視点から、
などを考えて、実現に漕ぎつけるのです。
発想が突拍子もないものであればあるほどそれを実現するための論理的思考力は鍛えられます。
発想が突拍子もないものであればあるほど、それを実現した時の感動は計り知れないでしょう。
発想力と論理的思考力は、夢実現のためのセットなのですね。
遊び心を持って思いついた突拍子のないことを、
具体的にどう実現していくのかを考えていくことこそが、地頭力を鍛えることだと言えるのではないでしょうか。
共感力を鍛える
最後は、共感力です。
実現したいアイデアが大きなものであるほど、一人でそれを実現することは困難になっていきます。
誰かの助けが必要であり、支援を得るためにはコミュニケーション能力が不可欠です。
コミュニケーションとは、相手に共感すること。
共感し合った間にコミュニティが生まれ、それが相乗効果を生んで、個人ではなし得ないことが実現できるようになるのです。
3人寄れば文殊の知恵と言いますしね。
共感力を鍛えるのは、人間社会において必須と言えそうです。
リアルで人と関わる以外にも、小説や映画を見て登場人物に感情移入してみるなんていうのも、共感力を鍛える良い訓練になりそうですね。
映像を見て笑ったり怒ったり泣いたりできるようになれば、十分に共感力が高いと言えます。
また、コミュニケーションには『聞く力』が大切です。
人は誰しも自分の話を聞いて欲しいという性質を持っています。
承認欲求というやつですね。
相手のこの欲求を満たすことこそが、実はあなたが何を話すかよりもずっと重要なんです。
相手の話を効果的にリアクションしながら聞くことができれば、誰とでも仲良くなれます。
聞き手に回って相手の話を吸収しようとするスタンスで話を聞くことで、自分自身と照らし合わせて成長することもできますから、おすすめです。
聞き手に回ることができれば、共感力はばっちりですね。
そうして築いた人間関係は、多くのものをもたらしてくれるでしょう。
おすすめのノート術
さて、ここまで地頭力とは何なのかについてお話してきました。
最後におすすめのノート術を一つ紹介します。
スタンフォードの学生は、大量の紙にペンで考えていることを書いていくのだとか。
このデジタルが主流の時代でも、アナログの紙とペンを使っているんですね。
本書では素晴らしいノート術が多数紹介されていますが、その中でも特におすすめなものを。
それは、頭に思いついたことをそのまま書き出していくノート術です。
まずテーマを決めて、そのテーマについて書いていきます。
例えば、テーマを『今気になっていること』としたとしましょう。
こんな感じですね。
思いつかなくても、『思いつかない』と考えたそのまま書いていくのです。
1分間手を止めることなく、頭の中の思考をノートに書いていきます。
そうして考えていることを紙に書き出していると、終わる頃には頭がスッキリしています。
更に、自分が考えていことを文字として記録した紙が出来上がりました。
まさに、脳の中身の可視化が行えるわけです。
思考は次々に移っていくもの。
書き留めておかなければ、せっかくのアイデアも忘れてしまいます。
この方法を、筆記開示とも呼ぶそうですよ。
このノート術、非常におすすめです。
まとめ
スタンフォード大学の生徒は、今の時代も紙とペンを大切にしている。
筆記開示とも呼ばれる1分間頭の中身全て書き出しテクニックを行う。
最後に
スタンフォード式超ノート術、非常にためになる本でした。
今回は、主に地頭力に注目してお話してきましたが、筆記開示ノート術の他にも、この本には魅力的なノート術が多数紹介されています。
気になった方はこの機会に是非、手に取ってみてくださいね✨
最近スタンフォードという言葉がやたらと目につくんですよね。
それまであまり気にもしてなかったのに、よく聞くようになったのはなぜなのか。
権威ある大学から学べってことなんでしょうきっと。
それでは皆さま。
スタンフォード大学に敬礼。
ではまた。