離任式での感動
こんにちは、Yu+です。
先日、離任式がありました。
離任式での先生の話
それは、先生が生徒へ向ける最後の言葉
その中で心に残る話があったので紹介します。
私の学校では、PTA新聞に先生から卒業生へのメッセージを載せています。
その先生は、桜梅桃李という言葉を卒業生に贈りました。
ある日、生徒がその先生のところへ行き、話しかけたそうです。
「桜梅桃李って良い言葉ですよね。私も大好きです。」
その先生は、言葉を知っていたことに驚きました。
しかし、それよりも感動したことがありました。
全く関わりのなかった生徒が話しかけてくれたことです。
自分が良いと思ったことを素直に良いと言ってくれた。
その勇気に非常に驚いたそうです。
桜梅桃李とは、他人と比べることなく、自分自身を磨くことが大切だという教訓を含んだ仏教でも伝えられてきた教訓です。
良いと思うことを、良いと言える。
言葉を聞いて、良いと思うことはよくあると思います。
それを相手に伝えようと行動に移した。
その勇気が、自分を磨くためには必要だと思います。
また、相手も嬉しくなる言葉をかける
他者に対して心のこもった優しい言葉をかける
仏教では、愛語と言います。
愛語は、かける方もかけられる方も嬉しくなります。
この生徒の周りにいる人は、愛語に包まれた人たちが多いのだと感じました。
先生の話を聞いて、生徒の存在、生徒の行動に、
私自身も励みになりました。
教員としてだけでなく、人として、
愛語で接し、優しさに包まれた生徒や子どもの育成に努めていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。