どん底から救われたむしょく大学との出会い
一昨年から昨年前半にかけて退職、母の死、適応障害、2度目の無職とかなり波乱万丈の人生を過ごしてきました。
度重なる負の連鎖で精神的に限界でした。昔からメンタルは強い方でしたが、そんな自分でも「死んだ方がマシじゃないか」と思うほど限界を感じていました。
そんな自分を救ってくれたのは、むしょく大学との出会いでした
むしょく大学との出会い
むしょく大学の存在を知ったのは、前職を退職して半月経った頃の事でした。その頃は再度無職になった現実に絶望し、再就職に向けた活動を行う気力もなく、まさに抜け殻のようになっていました。
そんな日々を過ごしていたある日、noteを読んでいたらとある記事を見つけました
無職という状況に後ろめたさを感じていた私には衝撃的な記事でした。あえて離れることで自分の感性を取り戻す「キャリアブレイク」という考え方を知ったのはこの記事がきっかけでした。
ここからさらに調べていくと、この記事を書いたキャリアブレイク研究所が運営する「むしょく大学」なるものを見つけました。キャリアブレイクという考えに衝撃を受けて興味を惹かれ、悩むことなくむしょく大学に入学しました
むしょく酒場での衝撃
むしょく大学に入学してすぐ、休職中や離職中の方が集まってお酒を飲みながら語り合う「むしょく酒場」というイベントを見つけました。「ここに行けば何か新しい発見があるかもしれない」そう思った私は迷わず参加する事に決めました
そしてむしょく酒場当日、少し緊張しながら会場の居酒屋に足を踏み入れました。
休職中や離職中の方が多く集まるイベントと聞いていたので、大変失礼ですが正直、他の参加者の方も少し心を病み元気を無くしている方が多いのかなと勝手に思っていました。
しかし、実際に会場に行ってみると、元気がないどころか無職という状況を非常にポジティブに捉え、とても明るく無職について語っている方が多くいました。
とても衝撃的でした。
無職を人生の転換期と捉えて、無職の時期にこんな事をして将来こんな事をしたいと夢や希望を語っている方や、せっかく無職になったからとりあえず何も考えず行きたかった場所に旅したいと熱く語っている方など、いろんな参加者の方がいました。
その中でも特に印象に残っているのが、1年半のキャリアブレイクを経て再び就職するという方のお話しでした。
なんと言っても、1年半キャリアブレイクしたという事実に衝撃を受けました。一般的には1年半も空白期間があると、世間からは非常にネガティブな印象を持たれると思いますが、その方は自分の信念を貫いて、無職期間に人生を見つめなおし、たくさん行動をしていました。
むしょく酒場で聞く話すべてが新鮮すぎて衝撃的でした。それと同時に今までの自分の価値観の視野の狭さを感じました。
人生、十人十色であることをむしょく酒場を通じて感じました。そして私も今までの人生を時間をかけてゆっくり見つめなおし、それと同時に今まで会ったことない人とたくさん会い、いろんな方の人生の価値観を聞いてみたいと思いました