岡村 敏也

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記事一覧

NHK toi-toi 第2回より 補足説明

 前回の記事が不十分と感じたため、改めて説明を試みる。  前回の記事  第1回目の記事 第2回のNHKのWebページ https://www.nhk.jp/p/ts/72L62Z715X/episode/te/115MR8

岡村 敏也
1か月前

NHK toi-toi 第2回より

 第1回については、次のnoteにまとめた。   https://www.nhk.jp/p/ts/72L62Z715X/episode/te/115MR89QNG/ 第2回は、あなたのからだは”ふつう”? と問いだった。 「か…

岡村 敏也
1か月前
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障害者権利条約への取り組みと『×くん』

 障害者が活躍している取り組みとして、農福連携があります。  これは障害を抱える人が農業の分野で活躍をするというものです。  2024年6月6日(木)の農業新聞では、政…

岡村 敏也
3か月前

たかまつななさんの発言から考えたこと 補足説明 本当の最後

 たかまつななさんの発言から考えてみたこと その3 最後  https://note.com/witty_macaw104/n/nca039ed8fbf6  の補足説明になります。  なぜ、このような文章を…

岡村 敏也
4か月前
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たかまつななさんの発言から考えてみたこと その3 最後

 たかまつななさんの発言のまとめ、要約 その2の続き  https://note.com/witty_macaw104/n/ncd4511ab2504  たかまつななさんの発言から考えてみたことを3つに分けて…

岡村 敏也
4か月前
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たかまつななさんの発言のまとめ、要約 その2

 たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿 その1の続き  たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿  タイトル【相模原障害者 殺人事件…

岡村 敏也
4か月前
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たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿 その1

 タイトル【相模原障害者 殺人事件】死刑判決 舞台裏・問題点を解説します    もとになった動画はつぎのものです。  https://www.youtube.com/watch?v=j9KVlzTo2mQ

岡村 敏也
4か月前

東京都 杉並区の取り組み 自立する人たちを支援 ふるさと納税で

 東京都杉並区が児童養護施設や里親家庭から自立する人への支援として、ふるさと納税を活用しています。  ふるさと納税は返礼品がよく話題になりますが、今回の取り組み…

岡村 敏也
4か月前

星野富弘さんのご逝去

 星野富弘さんがお亡くなりになった。  個人的に星野富弘さんは『障害者差別の論理を超えて』の第3部に出てくる、「障害者が生きる意味・価値」という章のなかで始めて…

岡村 敏也
4か月前
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当事者研究

 当事者研究とは当事者である患者本人が、自分の症状や病気についてオリジナルな名前をつけ、研究しそれを発表すること、である。  斉藤環著、訳『オープンダイアローグ…

岡村 敏也
5か月前

能登半島沖地震の避難所のろう者の孤立

 記事は奥能登のろう者が避難所では孤立する様子を伝えている。  当事者でない私はなにをすべきなのか。  本当にわからない。避難所のろう者のために活動するのはパター…

岡村 敏也
5か月前

NHK toi-toiより

 NHKの番組、toi-toiを見た。  この番組は、一つの問いに対して、それぞれが話し合い問いを深めていく番組である。  今回は「役に立つとはどういうことか」である。  …

岡村 敏也
5か月前

地方創生と障害者権利条約

 地方創生のキーワードは「自分たちの地域は自分たちで決める」である。  これは障害者権利条約の基本的な考え方「私たち抜きに私たちのことを決めないで」に似ている。 …

岡村 敏也
5か月前
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!  あらすじ  昭和的価値観を持ち続けていた父親、沖田誠はひきこもりの息子翔(かける)の友人五十嵐大地にゲイと伝えら…

岡村 敏也
5か月前

アウンティング

 以下、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』のネタバレが含まれています。ご容赦ください。  ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第…

岡村 敏也
6か月前
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統合失調症

 岩波新書の村井俊哉さんの『統合失調症』。  はじめてこの病気を聞いた人向けの新書、  原因や症状、経過など詳しく書かれている。  この本のなかで気になったのはオ…

岡村 敏也
6か月前
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NHK toi-toi 第2回より 補足説明

 前回の記事が不十分と感じたため、改めて説明を試みる。
 前回の記事

 第1回目の記事

第2回のNHKのWebページ
https://www.nhk.jp/p/ts/72L62Z715X/episode/te/115MR89QNG/

第2回は、あなたのからだは”ふつう”?
が問いだった。
「からだ」がキーワードだった。
つまり、「あたま」ではなく「からだ」が大事である。
すなわち、自分のから

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NHK toi-toi 第2回より

 第1回については、次のnoteにまとめた。
 

https://www.nhk.jp/p/ts/72L62Z715X/episode/te/115MR89QNG/

第2回は、あなたのからだは”ふつう”?
と問いだった。
「からだ」が今回のキーワードである。
この場合、あたまではなく、からだが大事である。
つまり、自分のからだを優先させることがポイントである。
番組内で空を飛びたいと思った、油

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障害者権利条約への取り組みと『×くん』

障害者権利条約への取り組みと『×くん』

 障害者が活躍している取り組みとして、農福連携があります。
 これは障害を抱える人が農業の分野で活躍をするというものです。
 2024年6月6日(木)の農業新聞では、政府が2030年を目標にビジョンを発表されました。
 その中の一つに11月29日を「ノウフクの日」に設定するという目標があります。
 他にも様々なことがあるのですが、この「ノウフクの日」は達成できる、いい目標だと思います。
 障害者権

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たかまつななさんの発言から考えたこと 補足説明 本当の最後

たかまつななさんの発言から考えたこと 補足説明 本当の最後

 たかまつななさんの発言から考えてみたこと その3 最後
 https://note.com/witty_macaw104/n/nca039ed8fbf6


 の補足説明になります。
 なぜ、このような文章を書いたのかだけ、ご説明します。
 荒井祐樹さんのちくま新書から出ている「障害者差別を問いなおす」のなかで、障害者差別解消法についてふれられています。
 そのなかで、「議論を蓄積していくこと

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たかまつななさんの発言から考えてみたこと その3 最後

たかまつななさんの発言から考えてみたこと その3 最後

 たかまつななさんの発言のまとめ、要約 その2の続き
 https://note.com/witty_macaw104/n/ncd4511ab2504

 たかまつななさんの発言から考えてみたことを3つに分けて整理してみようと思います。
1つは事件について、もう1つは障害者がいる社会について、最後に死刑制度についてです。
 事件について、自分も同じ立場だったら気持ちはわかるといっていることについて

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たかまつななさんの発言のまとめ、要約 その2

たかまつななさんの発言のまとめ、要約 その2

 たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿 その1の続き

 たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿
 タイトル【相模原障害者 殺人事件】死刑判決 舞台裏・問題点を解説します

 以下では、たかまつななさんの発言を読みやすく直してみたいと思います。その途中で発言された内容と意味が変わったとしたら書いている人(金子俊也)の責任です。
 たかまつ

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たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿 その1

たかまつななさんの発言 youtube 2020年3月17日 投稿 その1

 タイトル【相模原障害者 殺人事件】死刑判決 舞台裏・問題点を解説します
 
 もとになった動画はつぎのものです。
 https://www.youtube.com/watch?v=j9KVlzTo2mQ



 以下、聞き取れた範囲内で文章を書き起こししています。
 みなさま、ごきげんよう。たかまつななでございます。
 三年ほど前、相模原市の障害者施設、津久井やまゆり園にですね、なんと19人の

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東京都 杉並区の取り組み 自立する人たちを支援 ふるさと納税で

東京都 杉並区の取り組み 自立する人たちを支援 ふるさと納税で

 東京都杉並区が児童養護施設や里親家庭から自立する人への支援として、ふるさと納税を活用しています。
 ふるさと納税は返礼品がよく話題になりますが、今回の取り組みは返礼品なしで行われるそうです。
 
 詳しい内容はNHKの記事に譲ります。

 ふるさと納税を活用した、すこし寄付金控除のような印象を持ちました。
 自治体が返礼品はないと制度設計したことは珍しい判断だと思いました。

星野富弘さんのご逝去

星野富弘さんのご逝去

 星野富弘さんがお亡くなりになった。

 個人的に星野富弘さんは『障害者差別の論理を超えて』の第3部に出てくる、「障害者が生きる意味・価値」という章のなかで始めて知りました。
星野富弘さんはご本人が絵筆をくわえ懸命に絵を描く姿を見る人がいて、生きる励みになったというエピソードがあります。
それを聞いた星野富弘さんは自分もなんか誰かの役に立っているんだな、と思ったそうです。
人は自分自身のために生き

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当事者研究

 当事者研究とは当事者である患者本人が、自分の症状や病気についてオリジナルな名前をつけ、研究しそれを発表すること、である。
 斉藤環著、訳『オープンダイアローグとは何か』医学書院、2015年、61ページ

能登半島沖地震の避難所のろう者の孤立

 記事は奥能登のろう者が避難所では孤立する様子を伝えている。
 当事者でない私はなにをすべきなのか。
 本当にわからない。避難所のろう者のために活動するのはパターナリズムになるのではないか?
 こうなったときの原点は「まずは知ること」である。
 電話リレーサービスも活用してもらいたい。

NHK toi-toiより

 NHKの番組、toi-toiを見た。
 この番組は、一つの問いに対して、それぞれが話し合い問いを深めていく番組である。
 今回は「役に立つとはどういうことか」である。
 番組の特徴は問いに対して、問いを深めていくことである。
 様々な意見のなかで気になったのは、「役に立つかどうかは時間差でわかる」ことである。他の表現だと「Time will tell」とおっしゃっていた。
 何が役に立つのかにつ

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地方創生と障害者権利条約

 地方創生のキーワードは「自分たちの地域は自分たちで決める」である。
 これは障害者権利条約の基本的な考え方「私たち抜きに私たちのことを決めないで」に似ている。

 これが地方創生について

 これが障害者権利条約についての本

 おわり

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
 あらすじ
 昭和的価値観を持ち続けていた父親、沖田誠はひきこもりの息子翔(かける)の友人五十嵐大地にゲイと伝えられる。沖田誠は五十嵐大地と友だちになり友人関係を通じて価値観をアップデートしていく。また父親沖田誠を中心に母親、沖田美香、姉、沖田萌、息子、沖田翔がそれぞれ変化していく。さらに沖田誠の勤め先である会社でも変化が起きる。
 本作品について、

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アウンティング

アウンティング

 以下、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』のネタバレが含まれています。ご容赦ください。

 ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第5話より
 沖田誠が砂川円に対してアウンティングをする場面がある。
 アウンティングとは日本ノハム協会によると
 「アウティングとは、人のSOGI(性自認、性的指向)を、LGBTQ+ 当事者の許可なく他の人に言いふらしたり、SNSなどに書

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統合失調症

統合失調症

 岩波新書の村井俊哉さんの『統合失調症』。
 はじめてこの病気を聞いた人向けの新書、
 原因や症状、経過など詳しく書かれている。
 この本のなかで気になったのはオープンダイアローグと当事者研究である。
 オープンダイアローグは過度な期待があるから慎重である一方、
 当事者研究は肯定的に捉えているのが印象的だった。

追伸。写真はビューティフルマインドの画像検索からお借りしました。