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HSS(ハイセンセーションシーキング)ってな~に?

アメリカの心理学者であり、HSP研究の第一人者であるエレイン・アーロン博士が発表したHSP(繊細さん)という気質がある事をご存じですか?

このHSPについては研究は今でも進んでおり、HSPには4つの気質がある事が解っています。

その中でも、HSSがたと言われる気質に今回は注目したいと思います。


HSS型ってなに?


HSPは最近ではよく聞くようになりましたが、その中にHSS型と言われる気質があります。その気質は「刺激を求める」といった気質であり、本来一般的に捉えられている「繊細」といったイメージとは違ってきます。

HSS型(ハイセンセーションシーキング)とは、先天的な気質であり、アメリカの心理学者マービン・ズッカーマン博士によって提唱された概念になります。


HSS型の特徴


HSS型の特徴としては以下の内容が含まれます。

  • 未知の体験や非日常的な行動を求める。

  • 好奇心が旺盛で、新しいものや体験を好む。

  • 冒険心が強く、大胆な行動をとることがある。

  • 旅行やイベントに活発に参加する傾向がある。

これだけ見ると、繊細さんとはイメージが違いますよね。
その為、日常生活の中では見つける事が難しく、「隠れ繊細さん」とも言われています。

どれくらいいるの?


HSPの第一人者であるエレイン・アーロン博士の研究によると、HSPであると言われる人の割合は人口の15~20%程とされています。

その中でも該当するHSS気質の人数は上記の図では約22%となります。
ちなみに、2025年1月の日本人の人口は1億2359万人となっています。
この人数からHSS気質の人数を割り出すと…

1億2359万人×0.2=2471万8千人 これが繊細さんの人数です。
2,471万8千人×0.22=543,796人 これがHSS気質の人の数です。

意外と少ないと思いませんか?
計算してみて、私自身も驚きました。


まとめ


今回は繊細さんの特徴を簡単にまとめて紹介してみました。

HSS気質の人は、繊細さんではあるが刺激を求める気質である為、その性質上とても苦しんでいる人がいる反面、刺激を求める気質により社会の変化などには敏感であり、常に新しい情報を吸収している人が多くいます。

だからこそ、情報収集能力が高く思考の深い繊細さんは、現代には必要な能力となりますが、繊細さんの中でもマイノリティーなHSS型はかなり少ないため、貴重な存在と言えるでしょう。

HSPについての詳しい情報は事らをご参照くださいね。


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