多摩川の生き物とヒト その175 水系 小作 カワラノギクカウント ‘23/11/2
亡くなられたOS氏の遺志を継ぎ、播種した小作のカワラノギクの個体数をカウントした。
老人ホーム横から入り、圏央道の下を移動。橋の下にはウスバカゲロウ科の巣がたくさんあった。なるほど、ここなら雨がかからず、おまけに砂地になっている。アリジゴクはうまい所を見つけたなと感心する。
曲がりそうになるほど、草刈りされ、立派になっている左の道には行かず、川へ向かう。ヤブの道を抜けると、ここ、しばらく水が流れていない河原を横断して、また、ヤブの中へ。牙をむきだしたコセンダングサやクズが茂り、おまけに大きな石が点在し、足元が悪い。ヤブを搔き分け、やっと、石ころだらけの川原が見えてきた。
センダングサなどが茂る中、咲いているカワラノギクがあった。今年(2023年)の11月からのカウントからはAなどのポイント毎のカウントは不明のポイントが多く、全域で歩いて、開花数とロゼット数をカウントする事にした。ヤブの中で、たくましく生きているロゼットがあり、また、ロゼットが多いので、来年を期待したい。
たくましく雑草と競争しているノギクを見ながら、帰宅した。
なお、開花数は20株、ロゼットは763個体であった。