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観客目線・演者目線~吹奏楽コンサートの裏側~
はい、51本目の投稿です。よろしくお願いいたします!
前回のつぶやきをご覧になった方はご存知ですが、
2024年11月4日
無事演奏会を終えることができました。
今回は、その経験を通じて感じた「観客目線」と「演者目線」の違いについて、ちょっと掘り下げて書いてみたいと思います。
まず、観客目線
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見に来てくれた同僚に撮っていただきました。
あー、頭とシンバルだけ写ってる(^^;
華やかなステージ
きれいな衣装、ピカピカの楽器、完璧な演奏...全てが輝いて見える。一体感のある演奏
まるで一つの生き物のように、息の合った演奏に感動。プログラムの流れ
曲順や曲間の間隔が絶妙で、飽きさせない工夫を感じる。音響の素晴らしさ
会場全体に響き渡る美しい音色に酔いしれる。MC(司会)の巧みさ
テンポよく、かつ温かみのある進行に引き込まれる。
一方、演者目線
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緊張と不安
「ミスしないだろうか」「楽譜めくりを忘れないか」など、常に緊張状態。細かな調整の連続
音程、タイミング、ブレス...一瞬たりとも気が抜けない。裏方の大変さ
楽器の運搬、調整、ステージセッティングなど、見えない苦労が山積み。コミュニケーションの重要性
目配せ、小さな合図...観客には見えない情報交換が常に行われている。
楽譜を影に、サインは送ってました…。失敗への対処
小さなミスがあっても、それを悟られないようにカバーする技術。
マレットやスティックをすっ飛ばさなくて良かったです。
この二つの視点の違いを知ると、コンサートの楽しみ方も変わってくるんです。
例えば
演奏の完璧さだけでなく、演者の表情や仕草にも注目してみる
曲間の短い時間に、どんな準備が行われているか想像してみる
指揮者と演奏者のやり取りを観察してみる
そして、この「観客目線」と「演者目線」の違いは、実は日常生活にも当てはまるんじゃないかと思うんです。
例えば、仕事の場面
顧客(観客)は完璧な製品やサービスを期待
従業員(演者)は裏側での苦労や工夫を知っている
または、人間関係
外から見ると「仲の良い友人」に見えても
当事者は様々な気遣いや配慮をしている
この二つの視点を理解することで、物事をより多角的に見られるようになるんじゃないでしょうか。
まとめ
コンサートの「観客目線」と「演者目線」の違いを知ることで、
音楽の楽しみ方が広がります。
そして、この考え方は日常生活にも応用できるんです。
物事の表面だけでなく、
その裏側にある努力や工夫にも目を向けることで、
より深い理解と感謝の気持ちが生まれるかもしれませんね。
おまけ
無事にミス無く終われたのですが、今回お借りした楽器、特にクラッシュシンバル(サムネのやつ)がいつものより重たかったのです!
あれをp(ピアノ→小さい音)で演奏し続ける曲があったからなのか、
翌朝、肩が上がりませんでした…(- -;
「50肩」にとどめを刺されました…。