
打楽器パートのジレンマ~使用楽器の多さ~ 移動式オーケストラの裏側
はい、41本目の投稿です。よろしくお願いいたします!
みなさん、吹奏楽のコンサートって行ったことありますか?
華やかなステージの裏側には、実は大変な準備があるんです。
特に打楽器パート、これがまた大変なんですよ。
先日、11月4日に開催される吹奏楽コンサートの練習に参加してきました。
普段はメンバーに中学校の先生がいるので、
その学校の音楽室を借りて練習しています。
もちろん、打楽器もそこのを使わせてもらっています。
ところが!20日の練習はその学校が使えなくて、
近くの公民館での練習となったんです。
こういった場合、地元の他団体が所有している
楽器を借りて練習を行います。
他のパートだと、練習場がどこであれ、楽器1つで参加できるんです。
フルートならフルート1本、トランペットならトランペット1本。
でも、打楽器パートはそうはいきません。
曲によって使う楽器がさまざま。
そして数が多い。
例えば、こんな感じ
ティンパニ(あの大きな銅鑼みたいなやつ)
2.バスドラム(大太鼓)
3.スネアドラム(小太鼓)
4.シンバル
5.小物たち(トライアングル、タンバリン、ウッドブロックなど)
6.マリンバ、ビブラフォン、グロッケン(鉄琴)などの鍵盤楽器
...まだまだあります(笑)
これ、全部持って移動するとなると、まるで引っ越しです。
しかも、デリケートな楽器ばかり。
「ガチャン」って音がしたら、もう心臓が止まりそうになります。
そして、練習場に着いてからが本番。
セッティングに1時間以上かかることも。
練習会場が2階だったり。
他のパートの人たちが「はい、楽器出して~」ってサクッと準備終わる中、打楽器パートはまだ汗だくで楽器を並べてる...。
でも、こんな大変さがある反面、打楽器パートの魅力もたくさんあるんです
多彩な音色を操れる
曲の雰囲気を大きく左右できる
体を使ってリズムを刻む爽快感
意外と繊細な技術が必要(特にティンパニ)
曲の「縁の下の力持ち」的存在
そう考えると、この「大変さ」も含めて打楽器パートの醍醐味なのかもしれません。
ただ、正直言って、たまには「ああ、ピアノとかバイオリンとか、一つの楽器だけで済む楽器羨ましいなぁ」って思うこともあります(笑)。
まとめ
打楽器パート、確かに大変です。
でも、その大変さを乗り越えた先にある達成感は格別。
多くの楽器を操り、曲全体を支える。
そんな重要な役割を担っているんだという誇りもあります。
かつて学生の頃、吹奏楽コンクールでの審査員の総評で「打楽器パートは第2の指揮者」と仰ってたのを今でも覚えています。
みなさんの趣味や仕事にも、「大変だけど、やりがいがある」っていうものありませんか?もしあれば、ぜひコメントで教えてください。
きっと、その「大変さ」の中に、素晴らしい魅力が隠れているはずです。
この歳でも、筋トレしているのは、このためでもあります。(笑)