グラレコの魔法:抽象から創造へ、思考のパラダイムシフト
6月1日ゼミの時間に岸智子さんにお越し頂きグラレコのワークショップを行なった。グラレコとは議論の内容などをリアルタイムで絵や図形などを用いてまとめる手法である。
僕は絵を描くのが苦手だ。絵を描くといえば美術館にあるような崇高なアートを想像してしまうのでそのハードルの高さに怖気ついている節がある。その点グラレコは○△□のような図形や簡単な曲線を使って描いていく。最初は自信がないので中々手が進まなかった。しかし描いている内に簡単な図形や曲線で多様な絵を描けるようになっていた。その中では向きを変えただけなのに感情が全く逆のように見えたりなど簡単な道具で幅広く様々なものを描けていることに驚いた。絵で表現すると人によって多種多様な捉え方があり議論を深める、多様性を抽出する上でも効果的だしその人の温度感も感じる事もでき非常に面白かった。
抽象的な事を導出すると難しく考えずもっと簡単にラフに考えることも時には必要だということだ。向きを変えただけなのに伝わり方が間反対になって新しいモノを作り出す事ができる。社会課題に置き換えても少し目線を変えると解決の糸口が見えてくるんじゃないだろうか。
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