宝釣り式お年玉ゲーム
お年玉欲しい。
いい齢なので実際に貰ったら遠慮しかないけど言っときたい定型文。
私には従姉弟が多い。母方だけで20人以上いる。
なので従姉弟間の年齢幅が広く、私がお年玉をあげる齢になった時も小学生な従姉弟が数人居た。
成人しての新年の親戚の集まり、就職もしていた私は年少の従姉弟にお年玉を用意した。
したら親戚から「従姉弟が従姉弟にあげる必要はないよ」と遠慮されてしまった。
これが困った。
みんながあげたり貰ったりしてる空間の中で、どちらにもなれない立場というのは微妙に肩身が狭く感じのだ。寂しいハブられ感。
そこで私は次の年、一計を案じた。
それがこちら⇩
逃げ口上は「これは飽くまで正月を楽しむゲームです」。
これが子供達にハマった。
そらそうだ。縁日に出てるようなゲームだもの、好奇心を擽らない訳がない。
じゃんけんで引く権利を獲得する方式にしたのだが、そのじゃんけんも含めて大盛り上がり。
親戚も笑って見ていてくれた。
子供が減少の一途を辿る時世では同じ悩みを持つ人はもはや居ないと思うが、お年玉をあげたいけど普通には難しい…ただあげるだけってのもつまらない…という状況にもしあったら、ゲームという形で一緒に遊んでみるのも一興かと思います。
というお話でした。
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