信玄尾根(八子峰彷徨)
大展望を楽しみながら稜線を歩く。
下りで使う尾根へと向かう
真ん中の尾根
東に延びる3本の尾根、その真ん中の尾根を下る。
遠目に見ても綺麗な尾根である。急、緩、急と変化に富み北側の斜面にはオープンバーンも有する素敵な尾根を行く。
信玄尾根
出だしの急斜面を下る、まだ尾根地形ではなく笹の急斜面、特徴的な岩を過ぎたあたりから尾根地形となり立派な尾根が続く。
樹林間隔は狭くはなく明るい尾根を下って行く。
実はこの尾根を下るのは初めてではない、BCスキーに適したこの場所を数年前に開拓し何度か訪れている。
その際に「信玄尾根」と名付けた尾根。
無雪期に訪れるのは初めてである。
雪のない時期の冒険と冬のための調査が今回の彷徨の目的である。
オープンバーンの調査
尾根から北斜面のオープンバーンに入る、傾斜は30度を超える急斜面、慎重に下る。
なぜこの場所だけ樹林がないのか?
周りを調べてみる。
地面から20cmほどの高さで折れた木を発見、周囲にも同じ高さで折れた木を多数確認。どの木もなかなかの大木であったであろう木。
推測してみる。雪崩?
北向きの急斜面、典型的な雪崩地形。谷底の近くで同じ高さで折れた木。
すずらん峠周辺は雪の多い場所、近年の積雪量は少ないが昔は200cmを超える事もあったであろう。
断定はできないが過去の大雪の年に起きた雪崩の可能性が高そうである。
下山
調査を終え沢筋を下山する。道中、この沢でも最初の一滴、源流を発見。こちらはまた別の機会でご紹介。
大満足の彷徨になった1日。
完
最後までお読みいただきありがとうございます。
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