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ねこ~紅葉~8
ちびちび紅葉の好きな場所。
ベランダ。
天使が、日向ぼっこをしていると、そーっと近づいて、天使を追い出し、自分の天下とする。
紅葉は、茶色くて、以外に見つからない。
ある日、ベランダで遊んでたなーと思ったら、いない。
もみー、もみー。
天使もそうだけど、呼んでも返事はしない。
天使は、私が紅葉を探していると、どこにいるか一緒に探してくれる。
のそのそ動き出して、ベランダを見つめてる。
えー、ベランダいなかったよ
もう一度みる。
えっ(;゚Д゚)!
![](https://assets.st-note.com/img/1682036380518-FRFUotKyoo.jpg?width=1200)
悲鳴をあげそうだった。
何故そんなところに😭
天使は一度もそんなことした事ないよ。
どーしよー、どーしよー。
大きな声をだしたり、手を伸ばしたりしたら、跳んでしまうかもしれない。
とりあえず、部屋に戻り、深呼吸。
私は、中所恐怖。
椅子の上にのったり、滑り台の階段を上がる、ジャングルジムに登る、家の階段とか、落ちたら怪我する高さが怖い。
それをしてる人を見るのも怖い。
なので、紅葉がしてる事は、恐怖でしかかない。
全身冷や汗。
紅葉は、あんな細い所、ウロウロしている。Uターンとか止めて‼️
優しい声で、紅葉ーって呼んでも、手招きしても、ただ、こっちを見てる。
何かを察してるな。
そして、思いついた悪知恵。
チュールを見せた。
そして、天使を呼ぶ。
天使ー、チュールたべよー。
天使がこちらに来るより早く、紅葉が部屋に飛び込んできた。
流石、食いしん坊紅葉。
捕まえて、ギュッっって、抱きしめる。
怖かったよー😭
チュールを2ぴきにあげながら、コンコンとお説教するけど、聞いちゃないよねー。
紅葉は、この日から、ベランダの外で日向ぼっこ。
私の、手に汗握る恐怖の日々は始まったのだ。