ネコ~天使~10
天使のサカリがきてから、しばらくは、睡眠不足と戦いましたが、段々と鳴き声が大きくなってきた。
近所迷惑になちゃうので、病院を予約しました。
最短の予約日が、なんと卓球の試合の日。
金曜日の午前中に預けて、土曜日の午前中に迎えに行く。
病院の近くに住んでいた、猫好きな友達に、天使を預け、私は試合に向かった。
友達の家から、病院は車で5分。
朝1番で、病院に連れていってくれた。
1試合目が終わった時、丁度電話があり、手術前の採血の検査結果で、天使は血が固まりにくいタイプだそうで、万が一、何かあったら輸血していいかと、医者に聞かれてると言われた。
もちろん、いいに決まってる。
「先生は、万が一で、滅多に無いから大丈夫っていってるから、心配しないでね。」
ありがとう。
そう言って、電話を切った後、涙が溢れてきて、次の試合待ってる間、ポロポロ泣いた。
手術、簡単に考えてた。
試合、止めておけばよかった。
もしも、天使に何かあったらどうしよう。
どうしよう。
どうしようもない。
自分で、選んだ。
試合に出たいと、天使を友達に預けた、自分で選択した。
何にもない。
天使は元気に帰ってくる。
大丈夫。
何かあっても、自分のせいだ。
次の試合まで、タオルに顔を埋めて、自分で自分に言い聞かせ、泣き止んだ。
顔を上げたら、卓球の友達が、いた。
「何泣いてるの?試合負けたから?次の試合、勝てばいいじゃん。」
1試合目、負けたんだよね。
「そうだねー、次頑張るわ。」
鼻水啜りながら言うと
「マジ、負けで、泣いてたんか。」😳と、ビックリした顔したあと
「頑張れ\(*⌒0⌒)♪」と笑って去っていった。
この卓球の友達には、いっつも救われる。
ありがとう😊
それからの試合は集中して、勝ち続けまして、この大会3位となりました。
私の卓球人生の素晴らしい成績です。
病院からの、電話もなく、次の日、朝一番で、天使を迎えに行きました。
「手術は、無事に終わりました。良い子でしたよ。」
看護師さん達に、大人気の天使でした。
伸縮する包帯に手の部分を切った、ワンピースみたいなので帰ってきました。
土曜日だけ、動物病院の恐怖で私から離れなかったけど、それ以外はご飯もたべてくれて、お水も飲み、トイレも行った。
元気で帰ってきてくれて、ありがとう😊
手術をしてくれた病院
天使を病院に連れて行ってくれた友達
一緒に天使を迎えにいって友達1
ありがとうございます。