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本の虫


本の虫
どこにでも とんでおゆきよ

ぼくの頭を超えて ぼくの心を超えて

かなしみが雨になって ぬくもりは花になって

きみの元へ  とんでおゆきよ

いつかぼくが 忘れてしまったとしても
いつかぼくの体が この地上でなくなってしまっても

生きて どこかへ飛んでおくれ

ぼくの本の虫

執筆の肥やしにします。よろしくお願いします。