空想と現実

何も聴こえない夜に
あなたの声が聴きたくて
目を閉じて想う
今あなたの隣には誰が居るんだろう
別にいいの
誰と居たっていいの
笑いあっていても
見つめあっていても
わたしに何かを言う権利なんてない
だけど
目を閉じて描く空想の中では
あなたの隣に居るのはわたし
空想は自由だよね
決して現実にはならないとわかってるから
虚しくなんかない
哀れでもない
強がってなどいない

何も聴こえない夜に
心の声が聴きたくて
ひとり目を閉じる
本当に聴きたいのは誰の心の声でしょう