あなたの才能に惚れました いつか才能が枯れたら 一緒に夜空を見ましょう 大丈夫 夜に呑み込まれたりなどしない 漆黒の闇を越えて 絶望の朝日を迎えても 大丈夫 あなたの味方はすぐそばにいる 笑えなくてもいい 前を向けなくてもいい いまはただ夜空を見ましょう できればそんな時に 一緒に夜空を見たいと想うのです
カーテンからもれる朝日 ひんやりとした空気を吸って ベッドから出る あんなに暑かった夏がウソのよう 春と秋の記憶はない 秋は今なのかと思ったが もう体感では冬の寒さだ 朝の支度をして家を出る 駅までのいつもの道のり いつもの電車 いつもの車両 すべてがいつも通りだ 「いつも通り」であることは善か悪か そんなことを考えながら いつもの道を歩く 考えの答えは出ない そして正解も未だわからない 善か悪かはわからない けれどきっと幸 周りが「いつも通り」であることは 当たり前
うろこ雲の隙間に 見える新しい世界 満開の花たちの先をひらひら舞う蝶 何処へ向かい 何処へ辿り着き 何を手にするのだろう 舞えば舞うほど見失っていく 初めから何も無かったように 手を伸ばすほど遠くなっていく 花園の在処はガラスの向こう 何かを求め 何かを探し続け でも何も得られない焦燥 舞えば舞うほど気付いてしまう 新しい世界など何処にも無いと 信じたものは足元から今 音を立てて崩れていく 舞えば舞うほど弱くなっていく 目の前の現実は知らないフリ 新しい世界再び見つ
今日の夕焼けはとてもキレイで 涙が出るほどキレイで ふとあなたの顔が浮かんで 一緒に見たいなって思った きっとわかってくれる あなたならわかってくれる 夕焼けがキレイなことも 涙が出ちゃうことも わかってくれるって思ったの おかしいよね 誰かにわかってもらおうなんて思ったことないし 人と人とはわかり合えないって思ってたのに なんか違うんだよ あなたはなんか違うんだよ あなたにはわかってもらえるって なんでかな そんな気がしてるの
淋しくて虚しくて満たされない ないものを数えて 今夜もまた溜息をつく 淋しさの深さも重さも 虚しさの深さも重さも 満たされない深さも重さも 人それぞれで 察することはできるとしても 完全にわかることはできない だからあなたのこともわからない それでもね 一緒に溜息の数を数えて 今夜を越えていくことはできると思うんだよ いつもより元気がなくて 少し疲れているようで なんだか機嫌も良くなくて なんだかうまくいかない どうしたらいいかわからない 頭の中がごちゃごちゃで纏ま
凪のような毎日を 変えたいと思ったのは自分なのに どうしてこんなとこで怖気付く あの時望んだ毎日が もう目の前まで来てるのに いまさら何に迷って立ち止まる 漠然とした不安 混沌とした感情 振り返ってみる どうして凪のような毎日を 変えたいと思ったのか あの日々は本当に凪だったのか 自分のこれからは 自分が決めていい 自分で決めていい あと少したてば 今のこの日々だって過去になる 笑って話せるようになる すべては思い出となり経験となる さぁ肩の力を抜いて 変わることを
思うだけでは何も変わらない だけど 想いがないと辿り着けない 果てしなく続くような気がする日々にも 終わりはしっかりあるから だからこそ今を丁寧に今を大切に そして自分を大切に過ごしていきたいと思う
感情は振り子のよう 泣いた分だけ笑える 苦しんだ分だけ楽しめる 今が楽しい人は苦しみを乗り越えた人 今が苦しい人はこれから楽しみを得られる人
薄い青の空に 白い月が浮かべば それはもうすぐ夜が やってきますという知らせ 昼間の暑い空気が 嘘みたいに 冷たくさみしい風が吹く 戻れぬ時期(とき)を思いながら 私は今ここで何思う? 残酷に進んでいく時間を 私は味方に出来ない 深い青の空に 黄色い月は在って それは眠りについた 街の全てを照らす 本当は隠しておきたい 嘘でさえも ひどく明るい光で照らす 戻らぬ時代(とき)を思いながら あなたは今ここで何思う? 正確に進んでいく時間を あなたは味方に出来る? 時間
なんだか不安で 胸がサワサワする 頭がいっぱいになっちゃって そのことばかり考えてる 考えたって仕方ないのに 考えて考えて 予想して妄想して 不安になる 深呼吸 吐き出せ 予想も妄想も現実なんかじゃない そんなことよりも いま目の前にある現実を楽しもう 深呼吸 吐き出せ 予想も妄想も自分の中にしかない そんなものよりも いま目の前にある現実を楽しもう 現実じゃないことに振り回されて いまを楽しめないなんて勿体ない いまを楽しんだら 不安なんてどこかにいっちゃうよ 不安
間違いたくない 失敗したくない その思いが強くて いざ何かを選ぶときになると 自分では何も選べない 自分で選ばなければ どんな結果でもわたしのせいじゃない 責任から逃げた わたしは誰の人生を生きているんだろう
余韻に浸っている間に 空が明るくなってきた チョコを4粒ほおばるAM5:11 新しい一日が始まる 最高の時が少しずつ過去になってゆく こうやって日々は続いてゆく
青空はだんだん色を変え 紺碧の夜空になる 心震わす音の中 ライトが輝いて 手を伸ばす人たちはみんな笑顔で なんて素敵な光景なんだろうと思った そしてわたしもその一部なんだと思うと 嬉しくて泣けてくる ずっとこの時を楽しみにしてた 苦しすぎる時間も 虚しすぎる時間も この時を支えに過ごしてきたの そして今想像を超える楽しさに やっぱり最高だと大声で叫ぶ この想いこの感動この時 大切だから手放したくない またこの時を味わいたいから 明日からの 苦しすぎる時間も 虚しすぎる
このままでいい 知りたいと思うから苦しくて 会いたいと思うから辛い だからこのままでいい もう充分なの 出会えたことだけで奇跡 朝起きたとき 夜眠りにつく前 凹んだとき 思うだけで心が穏やかになる 幸せな気持ちになる だからもう今のままで充分 このままでいいの もうこのままでいい
何をやっても上手くいかない どうして自分ばっかり…って 悔しくて 虚しくて 惨めなのに 何処にも吐き出せない 薄暗い部屋でひとり いつもの天井見つめてる でも思い返せば いつもこうだった わたしはこんなもんなんだ 頑張るから悔しい 期待するから虚しい 憧れるから惨めになる だからもう 何もしないことにする もうこんな思いはしたくないから 二度とこんな思いはしたくないから ねぇ間違ってないよね?
わたしの幸せの相手はあなたなんだけど あなたの幸せの相手はわたしではない それに気づいてしまったから 悲しいけど気づいてしまったから バイバイ 今度は幸せの相手がわたしである人に出逢えますように