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『海のはじまり』 【2024年夏ドラマ】

【感想】2024年7月18日

実は、あまり期待してませんでしたが、第3話まで視聴済です。
まず、出演者に驚き、海ちゃんの可愛らしさ、演技のうまさ。どこかで観た。そう、「厨房のアリス」アリスの子供時代で出演してましたので久しぶりの再会です。

「厨房のアリス」国仲涼子さんと泉谷星奈ちゃん

そして、南雲水季役- 古川琴音さん、強烈な個性俳優として観ていましたが、普通のヒロイン役を可愛らしい笑顔で演じてらしたことにビックリ!「どうする家康」はまだよかった方、「ペントレ」では生理的無理キャラでしたので、すごい幅広演技力。

ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と- 渡部玲奈 役
大河ドラマ どうする家康-千代 役

さらに誰?と思ったら、百瀬 弥生 役 - 有村架純さん、第1話観て気づかなかった。
ぷっくりしていたほほが無くなっており、お姉さんかな?と出演者の名前を見たほど、この人も可愛いだけでない実力派憑依型の女優さん。改めて感動しました。

私事ですが、母親と血の繋がりがありません。弟は父親が同じ、年の差7歳、成人してから事実を聞きましたが、ふーんそうなのと言う感じでした。実母は育児ノイローゼで宗教に走り家族を見捨てて逃げたそうです。母親の名前も顔も全く記憶が無く、幸いでした。血の繋がりとはその程度です。
このドラマでの海ちゃんが夏君に懐くのは、母親水季から聞かされていた夏君のイメージによるものが強いと思います。
これはある意味水季の微かな賭けとして、もう自分自身の余命を知ってからの望みにでたのではないかと思われます。

そして、現夏の恋人弥生、実にうまい脚本です。まるで水季が仕組んだの如くパズルのピースがハマる、弥生の過去贖罪。

大竹しのぶさんの目や表情での心理的演技はドキドキしたが、何とかこれまで穏やかに進んできた。

これからの展開は、表面的波乱があるかも。夏が弥生の、海の母になる申し出をすんなりと受け入れるのか?外野意識からの脱却出来るのか?月岡家の反応は?南雲家との関係は?夏や弥生の会社の人たちの反応は? では、また。

【作品情報】

『海のはじまり』2024年7月1日からフジテレビ系「月9」枠にて放送中。目黒蓮主演。

元恋人の死をきっかけに、娘の存在を知る主人公を描いた、生方美久氏脚本のオリジナル作品。

【あらすじ】

月岡夏は大学時代、南雲水季という女性と交際していた。しかし、夏が就職活動を控えた時期に、水季から中絶の同意書に署名をするよう頼まれる。渋々署名後別れを告げられそのまま別れることに。
それから7年後、社会人になった夏は友人からの連絡で水季が亡くなったことを伝えられる。彼女の葬儀に赴いた夏は海という少女と出会うがその子が夏の実子であることが判明。娘の存在を知った夏は父としての役割を果たそうと奮闘していく。

【主要人物】

月岡 夏  演 - 目黒蓮

主人公。印刷会社勤務。3歳の頃に両親が離婚し母親に引き取られた。自分の気持ちをうまく言葉に出来ず、周りに流されやすい内気な性格。

南雲水季〈享年28〉演 - 古川琴音

海の母で夏の大学時代の元恋人。マイペースな性格で生前は図書館に勤務していた。とある理由から夏と別れる決意をし、大学も中退した後は周囲のサポートを受けつつ海を育てていたが、突如として28歳と言う若さでこの世を去る。

南雲 海〈6〉演 - 泉谷星奈

水季の娘、朱音の孫。夏が水季の葬儀で出会った少女。実は夏の実子だったことが判明する。

百瀬 弥生  演 - 有村架純

夏と交際中の恋人。化粧品メーカーの開発部で働く。真面目で几帳面な性格。



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