『奇蹟の輝き』 【1998年米映画/小説】
【コメント】
2024年7月7日投稿
【感想】
私の人生中で「BTF」の次に好きな作品。
魅力のポイントは、
①天国の映像が美しく
②地獄の映像が恐ろしい
③地獄に落ちた妻救出に向かう夫の家族愛
④新鮮な発想
私は、無宗教で、神、仏、悪魔、天国、地獄の存在を信じていません。ただ信仰は個人の自由なので議論すべきものではないと理解しています。
この物語は、異世界と同様ファンタジーとして面白い世界観だと思います。
地獄に落ちた妻を救うために、天国から妻を救出に向かうとは、いかにもアメリカ的な思考で物凄く我ままだと思うのはわたしだけでしょうか?もしも、同じ状況になったら、行きませんね、絶対に。では、また。
【作品情報】
『奇蹟の輝き』、1998年のアメリカ映画。愛の強さを描いた人間ドラマ。
リチャード・マシスン原作。
天国の世界を油絵タッチのCGで表現し、話題を呼んだ。VFXを担当したのはデジタル・ドメインとPacific Ocean Post。この作品はアカデミー視覚効果賞を受賞した。
【あらすじ】
医師のクリス(ロビン・ウィリアムス)は愛する妻アニー(アナベラ・シオラ)と二人の子供イアン(ジョッシュ・パドック)とマリー(ジェシカ・ブルックス・グラント)に恵まれて、幸せな日々を送っていたが、ある日不慮の事故で子供たちを失い、悲しみに沈む。ほどなく、彼自身も事故で命を落とし、天国へと召された。
かつての恩師アルバート教授(キューバ・グッディング・Jr.)と出会い、彼に導かれてロマンティックな天国で歓喜に浸るクリスだったが、地上では子供と夫に先立たれたアニーが悲しみのあまり自殺してしまった。自殺した者は地獄へと落とされてしまう。これを知ってショックを受けた彼はアニーを救うために天国を出て地獄へと旅立つ決心をする。アルバートは彼を死後の世界の道案内人トラッカー(マックス・フォン・シド)の元へ連れて行く。案内人はクリスにアニーはクリスに会っても彼が誰か分からないだろうと告げるが、クリスの決意は固い。クリスは地獄の世界でアニーを探し求め、ついに彼女を見つけるが、アニーはやはり彼が誰か分からなかった。だが、アニーを思うクリスの愛が奇蹟をもたらすのだった。