『マッドマックス』シリーズ1979年豪映画
ワタシの中の「マッドマックス」は1と2のみです。それ以外、特に2015年版「怒りのデス・ロード」観ましたけどがアカデミー賞6部門受賞は信じられないです。
1もラストシーンだけで十分。2は、衝撃的で劇画的、以降の荒廃した未来を描くうえで影響を与えた作品だと思います。
この作品の好きなところは、かっこ良くて、痛快。漫画家 原哲夫さんは、「マッドマックス2」の影響を受けて「北斗の拳」を書いたそうです。
マックス役メル・ギブソンさんが世界的スターに上り詰めた出世作でした。
なんと言っても、あのファッションがブッ飛んでる。漆黒のレザースーツに身を包み、銃身の短いショットガン、不自由な片足、飼い犬、そして何よりも、V8エンジン搭載のインターセプター。いまでも「デロリアン」同様に根強いファンがいます。
暴走族に妻子を目の前で殺され、怒りの頂点に達したマックスが、インターセプターで族を追い詰め、追い抜かし、Uターンして正面から体当たり。ボスキャラは追い詰め自爆。何とも、バイオレンスな復讐劇ですが、観た後味スカッとします。そして、part2は、核戦争後の荒廃した未来。ガソリンの奪い合いで戦争している人類。
暴走族はもはや軍隊。食べ物はどうなんだ?と突っ込みたくなるが、映像は真剣に決死で戦っているので見守るしかない。
観た人には伝わると思いますが、まだの方はお勧めです。
特に最近、あおり運転で被害に遭われた方必見です。自家用車にV8エンジン搭載してあおりに体当たりする妄想しましょう。チョットだけスッキリしますよ。では、また
作品情報
【カッコいい乗り物:V8インターセプター】
V8インターセプター / ブラック・パーシュート・スペシャル(1973年製 フォード・ファルコンXB GT351 ハードトップ・限定モデルの改造型)
M.F.P本部で作られた2台目の特殊迎撃用車両であり、物語終盤でマックスが無断で持ち出し、暴走族を追跡する。ベースは黒く塗装されたフォード・ファルコンで、ノーズに空力パーツ(ARCADIPANE PRODUCTS製ノーズコーン/フロントマスク)を配し、ウェイアンド社製スーパーチャージャー、ツイン・オーバーヘッド・カムを装着した排気量351立方インチ(5.8リッター)のV8エンジンにより600馬力、最大トルク80kg - mを発揮する。助手席側に青いパトランプを、運転席天井に無線機を備えている。シフトレバーの赤いプッシュプルスイッチで過給器をオンオフする。
おまけです。