【Re:01小説】『君を守りたいseason3』 ④教育省・経済省 木ノ内裕子と一文字隼太の活躍
前回までの「君を守りたいseason1~3」
BGMを聞きながらどうぞ(1分)
日本人の15歳未満とその親のほとんどが行きたい海外の大使館に滞在し、あちこち現地学習をしていた。
海外の治安の面では、ユスリ、タカリ、強盗は、警護ドロイドのお陰ですべて未遂でドロイドが逮捕した。
外国では「日本人を襲ったら痛い目に合う」という風評が広まった。それをきっかけに外国の政府も治安を強化した。
16歳以上でも、海外へ行く人もいたが、大半は大学に入学した。そして、趣味と研究に別れた。
趣味は、映画科とアニメ科が人気だった。日本文化、芸能、工芸、歴史、生活用品など、商品化できるものは、政府を通して特許取得、海外への販売を行うことが出来る。
研究は、魔法と科学科、歴史、変わったところでフリンジ科(非主流科学:超能力、霊能力、未確認物体など)その他色々な分野での研究し、成果を論文で発表する。それぞれ、人類貢献度レベルによって世界名誉賞授賞式で称えられる仕組みになっている。
ほぼ国民の全員が、自分のやりたいことが出来る世の中に近づき、国民の幸せ度が上昇した。そして、世界から羨望された。
各国から移住希望者が殺到した。そこで、同盟国の契約をした国との交流は、パスポートを不要とし、その国の利益はお互い共有しすることで、日本と同様すべて無料のサービスとした。
同盟により、実質国境を無くすことになった。
同盟国は、自国に資源がある国、独裁政権の国を除き、同盟を結んだ。
アメリカは、富豪たちの反発が強くもう少し時間がかかりそうだった。
同盟国の国家研究所、大学を合併し、国家秘密の共有したため、知識力、技術力発展のスピードは格段に上昇した。その結果、核ミサイルが地対空ミサイル程度の恐怖に格下げとなった。しかし、日本は、決して同盟国でない国民も傷つけることはしない、と宣言した。
⑤につづく
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