【入院清話】68:魔王は悪の手先をズル賢く増殖させている
クリスマスの時期に近ずくとビデオゲームをプレゼントに買い与える家庭は多い事でしょう でもよく考えたほうが良いと思います こんな危険性が潜んでいることを
異世界RPGでラスボス魔王をやっとの思いで倒した時 魔王は苦しげに「うおぉぉぉぉぉぉぉ」と叫びながら死んでゆく
とても快感で達成感、充実感で幸せに満たされていく
そしてまた新しいゲームで悪を倒す正義の戦士となる
果たしてそれは幸せなのだろうか
ゲームは1日2時間程度なら問題ないと思うのですが、小中学生が深夜も寝ずにぶっ続けていたら危険だと思います
洗脳教育と同じ効果がある 発展途上国では 幼い子供に銃を撃たせテロリスト養成教育をしている国もあると聞く そんな子供は敵を殺すことが正義であり何の感情もなくなるとのこと
問題の小中学生は、魔王討伐ゲームに取り憑かれ、注意する親を拒絶し、言葉が荒く感情的になり、学校に行かなくなり、どうしたらゲームのエンディングが観れるのか しか考えられなくなる負のスパイラルに落ちる
早く将来のこと、学力や体力の差に気づいて、適切な利用時間になれば良いのだが、学力、体力が同年代より衰え強いコンプレックスになると また現実逃避に走る
最悪は社会に適用できず 世の中にストレス発散のため人を殺す衝動が抑えられなくなる
レーシングゲームも同様にあおり運転する犯罪者を生んでるのではないだろうか
アメリカの研究者にゲームソフトの販売と犯罪の発生件数の因果関係を調べている人がデータを公表した
ゲームソフト販売時期から3か月程度犯罪件数が減るという結果が出ているそうです
ワタシはゲームを悪く思ってません
適切に利用すれば趣味としてストレス解消になります しかし、使い方次第で人生に取り返しのつかないことが起きていることを懸念しています
拳銃所持と同じくらい危険なこと 持つ人によって安心させる物か 人を殺す物か
使う人の判断に委ねられている
思っていなかった未来はここで分岐するかもしれない
では、また