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オフコース『YES-YES-YES』
この曲も有名な曲ですね。
1982年6月30日のオフコース武道館10日間公演が終った後、会場の撤収作業が行われる中で会場に残ったファンが『YES-YES-YES』のテープに合わせて大合唱をした伝説。
『YES-YES-YES』のレコードから聴こえる心霊現象。
これについてはこちらが詳しいです↓
こういう逸話を持った曲なので私などが語るまでもないといったところですが、人それぞれその人なりの思
ドラマ『海のはじまり』第10話感想 家族の形と縁
和田長浜海水浴場
「ここがその海岸らしいですよ」
古居真郎、通称マーロウはそう言いながらクルマを停めた。
参考:マーロウ登場の経緯↓
「あゝ確かにそれらしい風景だな」
私はクルマを降りながら辺りを見回した。私は東京に来るついでにマーロウを呼び出し、ドラマ『海のはじまり』のロケ地でも案内してほしいと彼に頼んだ。それならばと、マーロウはドラマの象徴とも言うべき和田長浜海水浴場までクルマを走
ドラマ『海のはじまり』第9話感想 さらば愛しき女よ、再び
前回の特別編の感想の続きみたいなものです。
さらば愛しき女よ、再び
マーロウ再び
「うーん…」
私は『海のはじまり第9話』を見終わって言葉もなかった。
「先週の特別編に続いて『さらば愛しき女よ』再びか…」
私はそう呟くとグラスを傾けジン・トニックを飲んだ。
「確かに連続しての別れ話は辛いですよね」
「全くだ、それも男が連続して振られる話だからな、って…あなたはどなたですか?」
私は
ドラマ『海のはじまり』特別編 感想 さらば愛しき女よ
『海のはじまり』特別編は、主役の目黒蓮の体調不良により通常回が中止になり急遽放映されたものだ。目黒蓮の体調の回復を祈るばかりである。
この特別編がこのドラマの中でどういう位置付けになるのかは分からない。蛇足だったかもしれない。と言うのは、私にとって南雲水季という女性の心情がいまいち理解できなかったからだ。ただ、南雲水季と津野晴明の恋愛が終わった事は理解できた。
この特別編を見終わった私の脳裏に
ハードボイルドとフェミニズム サラ・パレツキー『サマータイム・ブルース』
最近は今夏の月9ドラマ『海のはじまり』を視聴し感想を書いているのだが、そのドラマの登場人物の一人の言動が私としてはハードボイルド的に見えたので、そのように形容して書いた。
ハードボイルド…久しぶりに私の脳裏に浮かんだ言葉。今ではあまり聞かなくなった言葉。私が二十代の頃はハードボイルド系のミステリー小説をよく読んでいたことを思い出した。ハメットやチャンドラー、マクドナルドのいわゆるハードボイルドス
ドラマ『海のはじまり』第3話感想 返す刀
このドラマ、私にとっては印象的な会話やセリフが多いように思える。
投じられた小石
第1話の終わり、夏は海に水季の動画を見せ、動画の再生が終わった時に何気なく「はい、終わり」と海に言った。海は「終わり」という言葉に引っ掛かり夏に「終わるとどうなるの?」とか「ママは終わちゃったの?」とかの疑問を口にし、その自然な流れで夏に「夏君のパパはいつ始まるの」という言葉を発した。
幼い海にとっては何気ない
ドラマ『海のはじまり』第2話感想
冒頭シーン
ランドセルのフタ(かぶせ)の開け締めを繰り返す南雲海。それを見ている南雲水季。
海が水季を見る。
「欲しい?」
笑って首を振る水季。
「ううん、それは海の…似てるなって思って見てただけ…夏君に」
「夏君…?」
「海のパパ」
「パパいるの?」
「いるよ。パパがいない子はいないよ。パパって絶対いるの。パパがいないとママもママになれないから」
「ふうん…」
「パパがふたりいる人も
ドラマ『海のはじまり』第1話感想
母とその娘らしき二人が海辺を歩いている。
「どこから」
「どこから…何が?」
「海…どこから海?」
「水があるところからじゃない」
打ち寄せる波を指差す母。
「ここから」
引いていく波を見た娘。
「ここは海じゃなくなった?」
「別にここからが海、とかってないんじゃない…分からないけど」
考え込む娘を見る母。
「海がどこからはじまっているのか知りたいの?…うーん、難しいな…」
記憶の不思議 『男達のメロディー』
先日、首の血管を手術しなければいけなくなったという知人と話す機会があった。その知人は過去に軽い脳梗塞を起こしたことがあり定期的に検査しており、それにもかかわらず今回の状態になってしまったことに納得がいっていない感じだった。で、いろいろ話しているうちに「怖さ」を感じていることが伝わってきた。「怖さ」を感じ、現状を直視したくないので検査の不備などに当たっていると思えてきた。
確かに手術とかって「怖い