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心的障害の理解の進まない社会〜判明まで時間がかかった人〜



判明が遅れる理由


 社会的に長らく偏見があって、当人や家族が認めたがらずに発見が遅れた。障害の苦労も当事者以外には理解されにくいため、能力のアンバランスでうまくできないことは、本人の努力不足されてつづけてきた。そのため、判明が遅れた人は世の中に合わせようと、その分無理をして肉体や精神に負荷がかかり続けて生きてきて、気づいたときには生きてるのが精々なぐらいの気力しか残ってないような場合もある。

そうなってしまっても復活できるのか

 いつか復活できるのか、復活できないままなのかは、その人と環境によると思う。
地域の相談センターにいって相談するとかにしても、長い目で見る必要がある。一般人な労働者のモデルケースのような人生や復帰は無理なことを当人が受け入れられるか、周りが受け入れてくれるかにもよって、違うと感じる。(これではだめだと、無理や理想においこまれて、余計に体調管理がうまく行かない)
傷が深いのや、健康的にいられるラインを認めないと、時間は余計にかかるし、精神的にも追い込まれてしまう。

そもそも、復帰できる社会や労働の枠がない

 とりあえず、現状の一般労働者基準での労働者週5日40時間、残業ありとかは、心身が痛めつけられて無理な人が多い実情が、社会の認識としてされてない。
 健康的な人でさえしんどい労働環境と社会環境を見直されないと、余計に労働力はなくなる。
(ここまでできないと駄目ラインを崩す気がなさそう。ハードルが高くて余計復帰できる人が少ない。)



 週3でもきつい対象者への理解が、社会として反映されないと復帰できる人は増えない。

 労働可能範囲の求人が増えないと、復帰できないままの人は増える。
労働可能求人が増えるまで、ひたすら待っている人も多分多い。
(無理するとまた、体と心が壊れるのを繰り返してる人ほど実感してる。)

個人的見解

 個人的に、精神関係の障害とされているものは、またまだメカニズムや治療法がわかっていない部分が多い領域だと思っている。現在も、対処療法的なものや、長期間の経過観察がおもな医療行為とされている。
 一般的な肉体の怪我や病気のように数回で治らないことをもっと認識が広がってほしい。


地方でも多少よくなってるかもしれないけど、もう少しどうにかなって欲しいこと


 通院圏内の治療院はあまり数がなかったり、一人あたりの患者に対する時間があまりとってもらえないところもある。(初回のみ長いが、あとは頻度も時間も病院によるのか、少なくて感覚が長いところもある)
 相談施設も地域財政にもよるのか、人手不足だと対応してもらえる範囲が、どんどん落ちる。
 こうゆうの相談のしにくさも、復帰の遅れにつながる気がしている。
 

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葛のことのは
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