
#19 自信を育てるおまじない
オンライン英会話のレッスンが始まる10秒前。
画面に映ったカウントダウンの表示を見ながら、
「I can do it !」
と繰り返す。
ありふれた言葉。
でもこの言葉が、どんなに苦戦しても会話を諦めることなく繋げられる原動力になっている。
今年の1月から3月までクラウティでお世話になっていたフィリピンの先生。
この先生はレッスン中にいろんな質問をしてくれた。
その頃の私は質問されても答えられないことが多く、良く頭を抱えていた。
今の英語力だって全然足りないのだけれど、あの頃はもっと英文を頭の中で作るのに時間が掛かったのだ。
そのため最後には答えるのを諦めてしまうことが多かった。
そんな私の情けない姿を見て、毎回答えが出るまで
「You can do it!」
と言いながら待ってくれていた。
そのおかげか、少しずつ諦めるのを辞め、頭の中にある限られた語彙をフル活用して答えられるようになった。
そのあと先生がいなくなり、思い切ってDMM英会話に変わった。
DMMで様々な国の先生たちとレッスンしてみて分かったこと。それは、
諦めないで会話を続けることが、英会話のスタートラインだった
ということ。
答えたい英文がすぐに思い浮かばない質問でも、間違えてもいいから自分の語彙力を駆使して答える。
でないと、コミュニケーションは生まれず、訂正してもらうチャンスすら訪れない。
あの時の先生は私のあきらめ癖を見て必死に応援してくれた。
会話をする上で大事な心構えを作る手助けをしてくれていたのかもしれないと今は思っている。
「もっと自信を持ったほうが良い」
そう言ってくれた先生はDMMにもいたけれど、
後にも先にもあんなに応援してくれた先生に出会ったことはない。
だから今でも感謝している。
このおまじないのおかげで、少し自信のないニュース記事を選んだレッスンでも、何とか最後までやり通すことが出来ている。
自分を勇気づけ、励ます
その大切さを実感した1年でもあった。
そんな私の来年の目標。
それは、
日本に来る外国人観光客とスモールトークをしてみること。
せっかく英語を勉強しているんだから、挨拶以外の会話で実際に使ってみたい。
思い切って海外旅行を考えたこともあった。
でも日本にいたって英語で話しかけるチャンスは少なからずあるだろう。
その場合自分から会話の環境を作らなければならないから、ハードルが少し上がる。
でも、
その勇気と自信をもつことのほうが、今の私には必要かもしれない。
観光客なんて皆無の田舎に住んでいるので、普段なかなか外国人観光客に出会うチャンスがない。
でも来年はどこか旅行先のお土産屋あたりで、チャンスを見計らって少しだけ話しかけてみようと思っている。
こんなチャレンジを細々と続けながら、来年もちっぽけな私の自信と英語力を少しずつ育てていこう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
#今年の振り返り #エッセイ #英語学習
#英語が好き #オンライン英会話 #DMM英会話
いいなと思ったら応援しよう!
