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衆院選の結果を考える

予想通り自公で過半数割れとなった。
執行部の責任は重いことは言うまでもない。
まず、今後の見通しとしては、自公で半数になるには18人必用だが、与党の中から衆院の議長を選ばなければならない事もあり、過半数以上でないと法案も予算も可決できないので18人では足らない。少なくとも20人以上は必要だ。となると、自公は維新か国民民主のどちらかと連立を組まざるをえない。

■連立に関して
内心では維新も国民民主も連立に参加したい。
権限が野党と与党では全く異なるからだ。

しかし、国民の玉木代表は、「連立に入らない」と言い切り、連合本部の芳野会長に、「自公連立政権に入らない。良い政策があれば協力するし、だめなものはだめと言っていく」と伝えたと語っている。
ここまで言い切ってしまうと、国民民主が連立に参加する事は、かなり低いはずだ。玉木に総理の椅子でも用意しないと、この発言は撤回できないだろう。元々、連合の芳野会長が自民党との連立に後ろ向きである事が一番の原因かもしれない。
一方、維新・馬場伸幸代表は、「今の与党に協力する気は全くない」としており、これは首相が変われば、連立はやぶさかではないと言っているに等しい。

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