古代白人到来説~ナマハゲと赤髪と蕨手刀~
たまには歴史ものを。
日本は島国のため日本に流れ着いた人は定住する以外に術がなかった。最近のDNA解析からも分かる通り、日本人は他のアジア人よりも複雑なDNAである事が分かっている。特に私は東北には白人系の血が入っているのではと考えている。きっかけは秋田美人だったw。秋田美人に限らず東北には色白の人が多い。そんな他愛もない事から始まった仮説だったが、調べていく内に、その名残を表すものがあるので紹介したい。これはジョークではない。結構、本気で論じている。
ナマハゲ
秋田県男鹿半島で伝わるこの行事は、鬼が藁の衣装を着て、包丁を持ちながら家々に入り、怠け者や悪い子供を探して暴れる伝統儀式だ。
秋田県だけでなく、東北の沿岸には同様の伝統儀式がある。
青森県西津軽:ナゴメタクレ
秋田県能代市:ナゴメハギ
秋田県秋田市:やまはげ
秋田県沿岸南部:ナモミハギ
山形県遊佐町:アマハゲ
新潟県村上市:あまめはぎ
石川県能都地方:あまめはぎ
福井県:あっぽっしゃ
以上、東北の日本海沿岸
岩手県沿岸:ナガミ ナモミ ナナミタクリ スネカ アブラダタキ
ナモミタクリ ヒカタタクリ等
以上、東北の太平洋沿岸
つまり似たような儀式が東北の海岸沿い一体にあるのだ。
このナマハゲには、どうも日本的でない何かを私は感じていたが、
このナマハゲに似た儀式が、実はヨーロッパにもある。
『クランプス』だ。
『クランプス』は、子供にプレゼントを配る聖人ニコラウスに同行し、子供を脅して叱る怪物だ。ヨーロッパ各地で独自の発展をし、ナマハゲとはだいぶ異なる形式のものもあるが、藁っぽい服装が似ている。
特に、バイエルン南西部の高山に位置する地域には、der Wilde Mann(デア・ヴィルデ・マン、野人)という伝統があり、この野人は毛皮を身に付け錆びた鎖と鐘を持ち、子供を怯えさせ、親の言うことを聞くように、勉強するようにと厳しくさとすという。大分、ナマハゲに近い外観だ。
ハンガリーのブショーヤーラーシュは、更にナマハゲに近い。
開催日も主に12月~1月である点も一致する。
ならば、『Krampus(クランプス)』の原型は何なのか?
これから話の核心に迫る。
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