悪魔の対話:シュワブ&欧州委員会委員長atダボス会議
ついにダボス会議が始まった。
あのダボス会議を主催するWEFのシュワブ会長と、欧州委員会トップによる対談なんて悪魔の対談に違いない。そう思って、この対談に耳を傾けた。
欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン氏の演説がメインであったが、欧州が何を考えているか?今後、何を目指すかが良く分かる演説となっている。この演説の全てを翻訳したが、重要箇所を太字で記した。
太字だけ読めば十分だろう。
まだまだ二酸化炭素問題を進める気である事も、分かる箇所もあった。
やはり、今年もヨーロッパは異常気象問題やクリーンエネルギー推進からは抜け出せないようだ。この辺りはG7やG20でアメリカとヨーロッパで明らかに対立する部分であり、今後、日本も踏み絵を踏まされることになる。
しかし、実は日本にとって明るいニュースも多かった。
悪魔の対話ではあるが、日本経済には決してマイナスだけではない事を伝えられれば幸いだ。
そして、最後に私見を述べたいと思う。
シュワブ
欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン氏をご紹介できることを光栄に思います。
委員長は、私どもの会合の常連であり、友人でもあります。
そして、5年前、あなたが最初の職務に就かれたとき、私たちに加わってくださったことを、今でも鮮明に覚えています。
パンデミックや戦争が起こりましたが、それにもかかわらず、あなたはヨーロッパに新しいビジョンを与えることができました。
そして今、あなたは2つ目の職務の始まりに立っています。
そしてまた、欧州は途方もない課題に直面しています。
これからの5年間が非常に重要です。
世界第2位の経済大国である欧州、人口では世界第3位だと思いますが、欧州が強化されるでしょう。また、あなたのリーダーシップの下、ヨーロッパが疎外されることはないでしょう。
何が起こるでしょうか?
しかし、あなたの2回目の任期中に欧州は強化されるでしょう。
だからこそ、私たちがあなたのスピーチをどれほど楽しみにしているか。
ようこそ、ウルズラ。
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