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内部監査人_014_監査手続書の作り方

(監査人初級レベルが、監査手続書作りに悩んでるだけの駄文です)

ようやく内部監査計画は作ったものの、今度は監査手続き作りに苦戦しております。。

単純にやってますか?出来てますか?だけの質問だと「はい、出来てます」って言われて終わり。どうやって意味のある監査をするか、これには手続書を如何に有益なものとして作りこんでいくかに掛かっていると思います。

基本はヒアリングとエビデンス。質問して、イエスの回答がくればそのエビデンスを入手して回答の正しさを確認します。そもそもの質問をYES/NOではなく、「どのように?」で聞く質問も含めていきます。

変な話、手続書だけならそれ程の難しさは無いのですが、その後の改善の方向性までを考えた時に難しいと感じます。ヒアリングして出来ていなかった。だから改善の方向性としては出来るようになること。(監査人がそこまで考えなくてもいいのかもしれませんが)今出来ていないのは何らかの理由があるからで、それを監査が指摘して直ぐに出来る様になるというならば、最初から出来ているはず。

出来ない理由があるから、今日まで出来ていないのです。そこを踏み込んでいく監査手続き。そして改善の方向性を一気にしていくのではなく、階段を上がるように提示する事が出来るか。最初から理想論のゴール提示をするのではなく、まずは『ここらからここまでを出来る様に』というステップを図示出来るか?それが出来る監査手続きか?

ひとつ参考にしているのが、出来ているレベルを数段階に分けて、提示してあげる事。5段階の5が最高の状態。今は1です。とりあえずは3までいきましょう。というように。この各スケールを如何に納得感のあるものにしていく事が出来るか。やはり業務を知る事が大事だという結論に至ります。

同じように悩んでいる人が、何か少しでも参考になれば幸いです。

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