目的があると子供の良さに気付く
月・火曜は学校教育の話です。今回は、以前(R5.12.5)書いた板書メッセージに関わる内容です。
この記事に書いた通り、私は毎朝、黒板にメッセージを書いているのですが、その中で必ず、何人かの子供の事を褒めています。その際、私はメモを見ながら書く事を決めています。
何でメモを見るかと言うと…正直に告白しますと、きちんと自分が覚えていられないからです。記憶力の良い方は色々な事を覚えていられるでしょうが、何せ私はB級教師です。朝から夕方まで色々あると、正確に覚えている事ができません。
黒板にメッセージとして書く以上、間違えた事を書く訳にはいかないでしょう。何となくAさんが頑張っていたような気がする…で板書して、実はBさんが頑張ってました…では、AさんにもBさんにも申し訳ない事になってしまいます。ですから、間違えないようにメモを見て書く訳です。
そこで大切になってくるのが、そのメモです。そもそもメモを残すためには、子供たちが頑張っている様子を見て、その子の頑張りに気付いていなくてはなりません。
白状しますと、集中力が低い日には、全然メモできてない事があります。掃除の時間に気付いて、「ヤバい! 頑張ってる子を見つけなくちゃ!!」と、慌てて子供たちの様子を観察(もちろん、自分も掃除しながら)する事も少なくありません。
でも、御陰様で、板書メッセージを書く←そのためメモを書く←そのため子供の様子を見る…という流れが一日の生活の中にできました。このおかげで、これまで何とかメモし続ける事ができています。
板書メッセージという目的があるから、子供の良さに気付く事ができる訳です。何となく、本末転倒な感じもしないではありません。 (^_^;)
まぁ、B級教師としては、こういう方法も有りかな…と思っています。