そうじナッジ開始! 後編
月・火曜は学校教育話です。今回は前回の続きで、「そうじナッジ」について説明します。
前回までの授業では、「何のために掃除をするのか」と言う「目的」を確認しました。この後、「どの様に掃除をするのか」と言う「目標」を確認していきます。
私 「じゃ、教室を綺麗にするため、どう言う事を頑張りたいですか?」
子4 「丁寧にやる!」
私 「確かに、丁寧にする事は大切だよね」
「ていねいにやる。」と板書する。
子5 「隅っこまで、きちんとやったらいいと思います」
私 「適当にやるんじゃなく、きちんとやるって事ですね」
「すみまで、きちんとやる。」と板書する。
子1 「みんなで力を合わせてやる」
私 「協力してやるって事ですね」
「きょうりょくしてやる。」と板書する。
子6 「床とかピカピカにする」
私 「ピカピカになったら、来年の1年生が喜ぶでしょうね」
「ぴかぴかにする。」と板書する。
意見が打ち止めになったらしく、挙手する子がいなくなる。
私 「OK。
今日の掃除から、『教室を綺麗にする』の為に頑張りましょう。
その時、今、出てきた4つの目標を意識してやるといいですね」
最後の言葉は、「ていねいにやる。」「きちんとやる。」「きょうりょくしてやる。」「ぴかぴかにする。」を指差しながら言いました。
こうして、「そうじナッジ」を開始しました。
この記事を作成している令和6年8月30日まで4日間、掃除をしてきました。今のところ、1学期よりテキパキ作業を進めており、振り返りの時間(1分間くらい)を確保できる程度には、早めに掃除が終わっています。
今後も気を抜かずに取り組む必要はありますが、今のところ順調と言えそうです。
なお、毎回の振り返りは重要なので、少し記録が溜まったところで、また記事にしたいと思います。
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