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札幌木鶏クラブ令和6年度11月例会&12月例会


はじめに

 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、月に一度の札幌木鶏クラブの話です…って、年末年始の記事を色々調整していたら、11月の例会記事をアップするのを忘れていた事に、今(R6.12.31)気付きました。
 2週連続で記事アップしても良いのですが、1月は他にアップしたい記事があるのです。もう、その予告もしてしまいましたし…。
 そんな訳で今回は、2ヶ月分の例会記事をまとめてアップします。

まずは11月例会

 『致知』11月号のテーマは「命をみつめて生きる」。駅前のネストホテル札幌を会場に18時58分頃からから始まりました。
 まず、藤尾社長が書いていると思われる特集リード文。9頁に書かれていた「人はどのような状況にあっても、希望を捨てない生き物である、ということ。いや、希望がなくては生きられない生き物である、ということ」について、I先生が語った言葉から。「スーダン行った時、ナイジェリア内戦から逃げてきた難民がチャドにいた。そこの国連職員が、『私の仕事は、メッカへ行こう…と彼らに言う事だ。実際にメッカへ行くのは無理だろうが、そうやって希望を繋がないと彼らは死んでしまうんだ』と言っていた。正に、ここの希望の話と通じると思う」と言う内容でした。
 希望がなければ生きられない…ならば我々教師は、目の前の子供たちから希望を奪う様な言葉かけや行動をしない様に、十分気を付けなくてはならないと思います。そして、その為にも我々教師は、自分自身が希望を見出しながら生きていく方が良いのだろうなぁ…そんな事を感じました。
 次に、岡野眞規代先生の記事「インタビュー② 約四千人の赤ちゃんを取り上げて気付いた『命の真実』」から、48頁の「赤ちゃんはピカピカの光の玉だったんだ」についての言葉。司会もしているM先生が、「赤ちゃんが生まれて怒る人はいない。ほとんど皆、笑っている。やはり、赤ちゃんはピカピカの光の玉だって事だ」と語っていました。
 これは、M先生の着眼点が見事だと思います。赤ちゃんが生まれた事実だけでなく、生まれた時の周囲の人々の様子に着目し、そこから「ピカピカの光の玉」と導き出しているからです。こう言う柔軟な発想力、見習いたいものです。
 最後に、鈴木秀子先生の記事「人生を照らす言葉 連載177」を取り上げます。この記事では、宮沢賢治の手紙が紹介されていました。その手紙の内容と、11月2日に行われた「名画に学ぶ人間学」での学びを結び付けて、Y先生が次の様に語っていました。「毎日を頑張って生きなくてもいいけど、一つ一つ丁寧に生きていきたいと思う。(「名画に学ぶ人間学」で観た)「生きる」を観ても強く思ったし、この賢治の手紙を読んでも思う」と。
 この言葉を聞いて私は、「頑張るけど、頑張りすぎない」と言う言葉を思い出しました。頑張りすぎると疲れるし、長続きしない事も多いですが、程よく肩の力が抜けていると、長く続けていけるものです。「一つ一つ丁寧に生きる」って、そう言う事なんじゃないかな…と思いました。
 楽しく、学びの多い会でしたが、今回は20時20分に途中退席しました。少々風邪気味だったからです。う~ん、残念!

続いて12月例会

 『致知』12月号のテーマは「生き方のヒント」。駅前のネストホテル札幌を会場に19時丁度から始まりました。
 毎年12月は、各会員が「今年の一字」を紹介します。今回は、以下の様な結果でした。
  N代表 懐(久しぶりのクラス会)
  B先生 膝(ケガしたそうで、これは大変!)
  O先生 祈(強く念じた)
  T先生 惑(戸惑いの多い一年間だった)
  K先生 鈍(政治の状況から)
  Y先生 会(会いたい時に会いに行く)
  M先生 新(新分野のお客様&新しい趣味)
  O先生 瞬(あっという間の一年)
  M先生 気(目標達成のため気力を高め全力で取り組む)
  K先生 心
  自分  然(自然体で)
  M先生 気(気付けてない事に気付けた)
  M先生 続(諦めないで続けてきた)
  Y先生 飛(7回飛行機に乗った)
  S先生 変(考え方が変化した)
  S先生 感(感謝、感動、感激)
  K先生 喜(喜びを見出し、喜びで満たせるか挑戦の一年)
  A先生 挑(挑戦させていただいた一年)
  I先生 輝(初孫が生まれた)
  N先生 充(仕事が充実)
  Y先生 省
 こうやって並べると、まぁ、当たり前なのですが、「良かった事を取り上げた一字」と「悪かった事を取り上げた一字」と「事実を述べた一字」があると感じます。懐・祈・新・気・続・変・感・喜・挑・充は良かった系でしょうし、膝・惑・鈍・省は悪かった系と言える様に思います。会・瞬・心・然は事実系に入る様に思う…って言うか、良くも悪くもないから事実かなと思いました。良かった系が悪かった系の2倍以上あるのは、さすが「美点凝視」の木鶏クラブです。
 では本編。今回はN代表の言葉が最高でした。田口佳史先生の「四書五経の名言に学ぶ 第29回 徳不孤、必有隣」の記事についての言葉です。曰く、「徳とは何か? ずっと記事を読んだが、結局、利他と感謝じゃないかと思う。その事だけ、しっかり覚えておくとイイと思う」と。
 成る程…確かに、自分の事ばかり考えて行動するのではなく、他人の事も考えて行動できる人に対して、私は「素晴らしい人だな」と感じます。また、何かしてもらった時に直ぐ、「ありがとう」と言える人には、「ステキな人だな」と感じます。この時、相手に対して感じた「素晴らしい」とか「ステキ」とかが、「徳」に繋がる…と考えると良いのでしょう。シンプルに考える事で見えてくる…って訳です。
 他にも素晴らしい言葉が多々あったのですが、N代表のシンプルな言葉に絞って、今回は終わろうと思います。
 なお、1月例会は、通常通り第3木曜にネストホテル札幌で行われますが、この日は年に一度の「熱燗例会」です。お酒を飲みながら、楽しく語り合う会となります。その分、会費が通常より高め(確か4000円だったと思います)になります。

おわりに

 私は、まずブログに記事を書いてから、1~1.5ヶ月後くらいにnote記事にします。もちろん、その際は推敲し直し、より分かりやすい記事にする様に気を付けています。
 そのため、こうやって2ヶ月分の記事が溜まってしまう…なんて事も発生する訳です。
 それを消化するため、3000文字近い記事を読ませる事になってしまいました。最後まで読んでくださった皆様、本当に、ありがとうございました。
 

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