ソウル旅行記【3】

2022/9/2 ソウル2日目。


おかゆの朝ごはん


いいお天気ですが朝は少しひんやり。薄手の上着をはおりました。カラッとしています。
まずは朝ごはんから。お粥のお店 瑞源(ソウォン)に到着。ここも日本人客が多い印象です。5分程度待って入店。現金オンリーですが日本円もOKでした。

お店は地下です

私はエビのお粥をチョイス。さっぱり塩味のお粥にのせられた卵の黄身が濃厚で元気になる味!こちらはあわびのお粥が名物のようです。肝の味が濃厚でこちらも美味。あわびもやわらかです。副菜についてきたイカの塩辛はお土産用に販売もしていました。

あわびのお粥
海老のお粥

ロッテホテルへ

お粥で身体も温まったところで行動開始。今日はこちらもお友だちが手配してくれたガイドつき半日観光に参加するため、集合場所のロッテホテルへ向かいます。

韓国の謎ファンシーキャラはかわいい
警察にもかわいい人たちが
Andy Rementerというアメリカのアーティストの作品
ロッテ百貨店とコラボしていたようです

ロッテホテルに到着。豪華なホテルです。いつか泊まってみたいな。

アート作品がそこここに飾られていました


ホテルの中でたくさんの花輪のようなものを発見しました。結婚式の飾りだそうです。宴会場があるのかな。

日本の花輪ほど丈の長いものではありません

ロッテホテルでガイドさんと今日の観光をご一緒するもう一組のグループと合流。観光スタートです。

宗廟見学

まずはユネスコ世界文化遺産の宗廟(チョンミョ)へ。朝鮮王朝の霊廟です。門をくぐるや否や緑と静けさに包まれて、大都会ソウルにいることを忘れてしまうかのよう。霊廟ということもあるのか、昨日見た景福宮に比べるとだいぶ落ち着いた佇まい。
ガイドさんが見学前にかなり時間をかけて説明をしてくれて「ここ(宗廟)を見ればウチの(韓民族の、という意味かな?)大切にしてきたことがわかります」と言っていたことが印象的でした。

「真ん中は神様の道なので通らないで」との注意書き
右は王の道、左は皇太子の道

国宝・正殿は改修工事が行われていました。工事中でなくても中を見学することはできないそうです。全ての王と王妃の位牌が収められているわけではないものの(正しい政治をした王だけとのこと)、49人の位牌が収められているだけのことはあり、非常に横長です。帰国してから調べたところ、全長101メートル!増築が繰り返されこの形になったそうです。

毎年5月の第1日曜日には朝鮮王朝王室の祭礼儀式である宗廟大祭が行われているとのこと。いつか見てみたいです。

宗廟大祭はユネスコ無形文化遺産
ここにも三蔵法師御一行様がいらっしゃいました
四角い池は大地を、丸い島は空を表しているとのこと。
祭礼のお供え物を最終チェックする場所
とても厳しくチェックされたとのこと
祭礼の儀式で使う水を汲む井戸
祭礼の供物を再現した展示
お供えの食べもの全てに意味があり、とても重要だったそう
斎宮(チェグン)
王と皇太子が祭事の前にここで心身を清めた
秋の気配
松の木が印象的でした
遠くにソウルタワーが見えました

宗廟は静かな心の落ち着く神聖な場所でした。観光客が少ないことが一層そう感じさせたのかも知れません。

次は昌徳宮(チャンドックン)へ向かいます。つづく。


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