コラムとは、何なのか?
こんにちは。えのものです。
今回は、コラムとは何なのかについて考えてみます。
みなさんは、コラムとは何?と聞かれたとき、答えることができますか?
YESの方は、ではエッセイはどうでしょう?
それでもYESの方は、コラムとエッセイの違いは何ですか?という質問はどうでしょうか?
おそらく、ここで多くの方は、
この二つの言葉って、意味は似たようなものじゃないの?と思いませんでしたか?
同じようで、明確に違うこの言葉たちは、実は明確な違いがあるのです。
上記が辞典などに書かれている意味です。
この二つの言葉を一言でようやくすると、
コラムは評論。エッセイは形式のない文章の集まり。ということになります。
コラムは評論ですので、意見を述べる時には必ず分析対象となる情報が必要です。他人からの又聞きではその情報は個人の意見の範疇を出ないので、しっかりと情報源や事実がないといけません。
辞典的な意味では、新聞や雑誌の短評だと書かれていますが、
それらの媒体は新聞社や出版社が発行した媒体に載っており、根拠のない情報は流すことができません。
そのため、コラムは新聞の短い記事を指すことが多いのです。
(昨今の、フェイクニュースなどは省きます)
それに対比して、エッセイは何でもありなのです。
何か意見を述べる時に、根拠や情報源がなくてもいいのです。
そのため、日記や体験談に基づくものは、エッセイにあたります。
また、起承転結など、書く形式は何でもアリですので、多くのブログ記事や私の書いてきた記事なども、こちらに該当すると思います。
Aという話題を振ってたのにBという話題に切り替わり、Eという話題も盛り込んで…など、文章を飛び飛びに書いていて許されるのもこちらです。
お喋りと似たようなもの、と区別すると分かりやすいですね。
同じ「話す」という行為を取っても、
講演、講義と言ったり、会議と言ったり、意見交換会や相談会と表現したり、様々です。
それをどうやって使い分けているのかというと、
・参加人数の規模
・公的か?私的か?
・話題の重要性や秘匿性はどうか?
など、多数の要素が関係してきます。
似た意味じゃないの?と言ってしまっては、会社側も
「こいつ、分かってないな…」と見られてしまいますよね。
そうならないためには、言葉が構成しているものを読み解くことは、
その対象となる行為に影響するものなのです。
話を本筋に戻します。
自分が書いてるものはエッセイになっているのか?
コラムと読んでもいいのか?
意識するだけでも、ライターの記事の質は格段に上がると思います🖊
また、意識することでコラムにもエッセイにもなる。
使い分けることができる書き手は、柔軟性があるということではないでしょうか?
あとがき
かくいう私も、この二つについて、調べるまで分かりませんでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
もしかして未開拓な分野なのでは?と思ったのですが、調べるほどにちゃんと確立した分野であることが分かってきます。
本に今更書いて説明する著者がいないように、既に公的な意味になっていたのです。
そのため、noteで創作活動をしているライターの皆さまに、役だったよ!知らなかった!と思っていただければ、とても嬉しいです。
サポートありがとうございます! いただきましたものは全て、読者様へ紹介する書籍へ使わせていただきます! これからも、読んでいただけますと嬉しいです。