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A Night, at a Bar(高昌帥、金管八重奏)お酒の酩酊感を感じる曲※筆者は下戸

「やりたい曲ある?」という話は、
どの吹奏楽団・吹奏楽部でも話題になるでしょう。
自分は結構、この手の話題が好きです。
この人、こんな曲が好きだったのか~と知れるのは楽しい。

さて、そろそろ各地域のアンサンブルコンテストのエントリー、
吹奏楽連盟への書類提出の時期ですかね。
というわけで、いつかアンサンブルで演奏したい金管八重奏曲ベスト3
発表します(9月6日時点)
1位:高橋伸也「メトロポリタン」
2位:高昌帥「金管八重奏曲」
3位:高昌帥「A Night, at a Bar」


はい。

3位「A Night, at a Bar」は、リアルで聴いたことがないんです。

ブレーンYouTubeチャンネルから広島ウインドオーケストラの演奏です。
こちらは金管7+打楽器1の編成ですが、
もともとは大阪音大委嘱のトロンボーンアンサンブルだったそうです。
トロンボーンアンサンブルだから、お酒の曲なのかも?


1楽章のスウィング、夢見るような2楽章、アップテンポで変拍子の3楽章という構成で、とにかくおしゃれでかっこいい。
3楽章には高元帥作品でよく見る大きなフレーズ+細かいパッセージが登場します。
パーカッションはドラム、ビブラフォン、ティンパニと必要
(一応、オプションではあるらしい)。
コンサートやコンテストでこの作品が出てきたら、おお!となりそう。
どのパートの譜面も難しそうで、やりがいがありそうです。
特にテューバが高音のクリアな発音を要求されていてハードな感じ。
というか、これ全部トロンボーンで書かれていたのか?…鬼かな?

高昌帥作品は、複雑な内面性の作品が多い印象があります。
激しさと慈愛(勝手に特徴と思っている)のような、
相反するもののがともにある。
人の心の中にある「何か圧倒的なもの」。
自己を超えた自己のようなもの。

そういうものを私は勝手に感じていて、好きな作曲家です。
ベタですけど「マインドスケープ」とか「協奏曲」はやっぱり好きですね。

「A Night, at a Bar」を知って、面白い、親しみというのかな
そういう作品もあるんだと新たな一面を知ることができて、
嬉しかった
んですよね。
さらに好きな作曲家になりました。

作品紹介はブレーン公式HPからどうぞ。


※高昌帥さんの漢字を間違えていました
一発変換していないのがバレたな

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