コロナ重症から生還した医師からのメッセージ(字幕あり、音読)
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みおしんの辻先生の第一印象は、文字での印象よりずっとパワフル!!医師信仰についてのコメントもよかったです。必見。本日は、年末に新型コロナ(covid19/SARS-CoV-2)にかかり重症化、生死を彷徨って帰ってきたドクターの投稿をお伝えします。
***** 1/11 facebook記事 *****
素晴らしい冬晴れの中(豪雪に苦しむ方々には不快な表現で申し訳ございません)、多くの医師/看護師/他スタッフの皆さんのおかげで無事退院となりました。
すべては私一人に(多分)10名程の医療スタッフの方々が、ご家族もいらっしゃる中、年末年始に24時間付きっきりの対応のおかげだと感謝してもしきれません。
いくつか後遺症もあるためポンコツではありますが、週明けより私も「そちら側」に復帰いたします。
重症患者の命の砦になることは、既に最前線を引退した私に出来ることはありませんが、当院に通院いただいている
無症状〜軽症の
・自宅待機
・ホテル隔離
のような感染者/患者さんに対する対応に今回の経験を生かしていこうと思います。
お見苦しく迷ったのですが、私がICUで「最大の山」を超えた時の写真です。周りで懸命に頑張っている医療スタッフを見ると、笑って手を降ってるように見えますが、正直苦しかったです。
今、この時期に起こっていたことを、多くの人に知っていただきたく文章にまとめております。
「医師であり患者であった」という立場から見えてきたものがあります。(予防/治療の参考にしたいという先生には共有したいと思いますのでご連絡ください)
最前線にいた頃、命を守るために患者さんに行っていた行為ではありますが、今回治療を受ける側になり初めてわかりました。
正直『めちゃくちゃキツイ』です。あなたが想像する苦痛の数倍キツイです。その時は覚悟してください。
死になくなければ(生きる気があるのであれば)壮絶な苦痛に耐える必要があります。
医療スタッフは寝ずの治療/介護を全身全霊で行ってくれます。必ずやってくれています。すべては使命感です。
しかし「生きる」「治す」のは患者自身です。
強烈な苦痛に耐えながら、どうしてもやってもらわなくてはならないことがたくさんあります。(どんな状況で、どんなことをしなければならないのかは次回にでも具体的に書きます)
「その時は意識を無くして欲しい」「意識のない間に治して欲しい」「なるべく楽な方法で」と思われると思います。気持ちはわかります。私でさえそう思いました。
残念ながらそれは無理です。気管挿管し、人工呼吸器に繋いだ状態で起きてもらいます。やってもらいます。
生きるためには「苦痛に耐えながら絶対にあなたがやらなければならない事」があります。
そこから脱した時、懸命に治療をしてくれた医療スタッフは心の底から喜び、苦労を忘れて次の患者に向かってくれます。
患者の回復こそ、医療スタッフのエネルギーです。
担当医の先生
担当看護師の皆様
薬剤を調整していただいた薬剤師の皆様
感染者のお部屋を清掃していただいた方々
陰圧室の空調機を調整していただいた方々
その他、関わっていただいた全ての方々に感謝です。
医療法人社団医献会 辻クリニック
理事長/院長 辻直樹
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煽りや希望的観測よりは、正確な事実を伝える人を1人でも多く増やして、「三密避けて、マスク、手洗い、ディスタンス」を当たり前にする世の中にしましょう。
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視覚障害者、聴覚障害者の方にも届くよう
しばらくこの投稿スタイル続きます。
コロナよりこわいもの
挿管のとき大切なこと
WiTH PAiN みおしん