隻腕の総合格闘家:ニック・ニューウェルの挑戦
隻腕の総合格闘家ニック・ニューウェル。
彼は、生まれつき左腕(ひだりうで)がない身体障害者だ。
けれど、高校からレスリングを始めて格闘技選手として実力を付けていく。
レスリングを始めたばかりのころは、全(まった)く勝てなかったのでニック・ニューウェルは、レスリングをやめようとしたが母親は、やめることを許(ゆる)さなかった。
懸命(けんめい)に努力した結果、高校から大学までレスリングで300以上の勝利(しょうり)を収(おさ)めている。
その後に総合格闘家としてプロデビューしてから、得意(とくい)の打撃(だげき)でノックアウト勝利を量産(りょうさん)した。
さらに、右腕(みぎうで)で器用(きよう)に対戦相手(たいせんあいて)に関節技(かんせつわざ)で1本を極(き)めたこともある。
ニック・ニューウェルの戦い方。
ニック・ニューウェルは、対戦相手の左側(ひだりがわ)を周(まわ)りながら
右ジャブを打って対戦相手を近づけないようにして、左ミドルキックを蹴(け)ってダメージを与(あた)える。
さらに、左ハイキックでノックアウトも狙(ねら)う。
ニック・ニューウェルの戦法は、対戦相手の不意(ふい)をつく戦法だ。
たとえば、対戦相手と距離が近くなると飛(と)びこんでヒザ蹴(げ)りを蹴(け)ったり、ノーモーションで片足タックルを仕掛(しか)けたりする。
対戦相手のガードが下がったら右フックからの顔面にたいしての顔面ヒザ蹴りで対戦相手をノックアウトする。
ニック・ニューウェルの弱点。
ニック・ニューウェルは、左腕が無(な)いのでパンチの連打に上手(うま)く対応(たいおう)できない。
左腕で対戦相手の右のパンチをガードできない。
対戦相手にタックルを防(ふせ)がれたら対戦相手に右腕を左腕で押(お)さえられて一方的(いっぽうてき)に対戦相手から右のパンチを当てられてしまう。
さらに、左腕が無いので対戦相手の右ハイキックをガードできない。対戦相手に右ハイキックを蹴られたらよけるしかない。
以上のことから隻腕で総合格闘家として試合をして何度も勝利したニック・ニューウェルの戦績(せんせき)は、驚異的(きょういてき)と言える。
最後に。
僕の記事がニック・ニューウェルについて興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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