お酒はプロの格闘技選手にとって危険な存在!お酒が肝臓や筋肉に及ぼす悪影響とは
プロの格闘技選手は、お酒を飲んではいけない。
プロの格闘技選手は、お酒を飲んではいけない。お酒には糖質が含まれている。
お酒から摂取するカロリーのほとんどはアルコールによるものだ。
胃や小腸で吸収されたアルコールは1gあたり7.1kcalのエネルギーを発生させ、熱として放出される部分もあるが、約70%の5kcalはエネルギーとして体内に残る。
糖質やたんぱく質の持つエネルギーは1gあたり4kcalだから、アルコールは、1gあたり9kcalのエネルギーを持つ脂質成分についで高カロリーということになる。
アルコールには利尿作用(りにょうさよう)があるので体内では脱水が進む。
そのまま次の日の朝に水分をとらずにトレーニングを始めてしまうと、脱水症状(だっすいしょうじょう)を引き起こす危険性があるので注意が必要だ。
お酒を多く飲むほどに、疲労の回復が遅くなる。
理由は2つあって、1つは疲労回復やエネルギーの働きを持つビタミンB1がアルコールの代謝(たいしゃ)によって使われてしまうためだ。
お酒から摂取したアルコールはエネルギー(カロリー)を使うのにビタミンB1を使用する。
エネルギーを使うのにビタミンB1を消費するのは糖質の代謝でも同じだが、大量に飲むとアルコールを分解(ぶんかい)する酵素(こうそ)であるアルコール脱水素酵素(だっすいそこうそ)
だけでは分解が追いつかなくなり、アルコールを分解するためにもビタミンB1が使われるようになってしまう。
お酒を飲んではいけないのは、肝臓に負担がかかってしまうからだ。
胃や小腸で吸収されたアルコールは肝臓で解毒(げどく)が行われるが、肝臓はアルコールを分解することに集中することになる。
すると肝臓が通常時(つうじょうじ)に行う、糖質を貯(た)めることやたんぱく質の合成という大切な仕事が後回しになってしまう。
また、多量(たりょう)の飲酒がずっと続くと、肝臓が上手く働かなくなり競技力だけでなく健康にも影響を及ぼす危険性が生じる。
お酒を飲みすぎるとアルコール中毒(ちゅうどく)になってしまったり
お酒代がかかってしまうので格闘技に必要なトレーニング器具、サプリメント、アスレチックジム、格闘技のジムや道場にお金を使うことができなくなる。
最後に。
僕の記事がプロの格闘技選手がお酒を飲んではいけない理由について興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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