聴覚が勝負を分ける:格闘技選手にとっての聴覚の重要性
格闘技選手にとって、聴覚が良い事の重要性について。
格闘技選手(かくとうぎせんしゅ)にとって、聴覚(ちょうかく)が良(い)い事(こと)は、重要(じゅうよう)だ。
たとえば、格闘技の試合(しあい)やスパーリングをする時(とき)に対戦相手(たいせんあいて)の動(うご)く音(おと)を聞(き)き取(と)って対戦相手に
パンチ、キック、投げ技(なげわざ)、関節技(かんせつわざ)などの技を決(き)める時に聴覚が発達(はったつ)していると技を決めやすい。
ボクシングでは、対戦相手がパンチを打(う)つ瞬間(しゅんかん)、パンチを打つ前(まえ)に息(いき)を吸(す)う。そして、息を吐(は)き出す時にパンチを打(う)つ。
この動きに合(あ)わせてカウンターパンチを打つ。これは、聴覚が非常(ひじょう)に発達していないと出来(でき)ない動作(どうさ)だ。
この技は、元(もと)ボクシング世界3階級制覇王者(せかいさんかいきゅうせいはおうじゃ)の長谷川穂積(はせがわほずみ)の技だ。
長谷川穂積は、聴覚が非常に発達しているからこそ、この技を使(つか)えた。
僕(ぼく)の場合(ばあい)にフルコンタクト空手(からて)では、全員(ぜんいん)が空手着(からてぎ)を着(き)ているので、組手(くみて)をする時に対戦相手が動くと
対戦相手が着ている空手着が擦(こす)れる音(おと)がするのでその音に合わせて正拳突き(せいけんづき)や中段回し蹴り(ちゅうだんまわしげり)を使(つか)っていた。
対戦相手の空手着が擦れる音が早(はや)くなるとこちらの隙(すき)を狙(ねら)って技を出(だ)そうとしていて、対戦相手の空手着の擦れる音がゆっくりだと僕と距離(きょり)を縮(ちぢ)めるか遠(とお)ざかろうとしている。
僕は、長谷川穂積ほどではないが、聴覚は、良い方(ほう)なので、フルコンタクト空手で対戦相手の空手着の擦れる音を聞き分(わ)けて戦(たたか)う事が出来た。
以上のことから格闘技選手は、聴覚が発達している事が重要だということだ。
最後に。
僕の記事が格闘技選手にとって聴覚が良い事の重要性について興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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